からくりピエロ 木戸さん妄想 とか

もういっちょ。

からくりピエロ。

 

待ち合わせは2時間前で ここにひとり それが答えでしょ

…それって薩長同盟締結前に西郷さんにスルーされた桂さんじゃないですか…(爆笑

いや笑ってる場合じゃないんだけど。なにせ桂さんはほらどっか薩摩男児!じゃないイメージがあってw

それが答えなんだろう。もう知らない!ってなってる桂さんを想像するとかわいい。

そんな彼を晋作竜馬コンビは一生懸命なだめるといいよ!

 

新政府が桂さんが理想としたものと違うって最初っから認めていたら、そうしたら木戸さんもこんなに悩まずにすんだのに。

薩摩の人たちからしたら都合のうう道化で、長州からしたら唯一無二の首魁で、

そんな立場で理想と違う政府で政治をとり続けるというこの現実を、信じたくなかった。

 

回って回って、(そりゃああの頃の木戸さんの神出鬼没っぷりは有名だからな!ぽんぽん格下の相手の家に出かけるからな)

回りつかれて、息が切れたの。

だってあの幕末から、あの恐ろしい爺様たちとすんげえ後輩たちの面倒見続けてよくやったと思うよ桂さんは。

そんな理想を追う彼がそろそろ息がきれたってしょうがないじゃない。

長州のかわいがってた子たちが作り上げた日本の未来がこれだなんて認めたくなくて信じたくなくて、

末路がこれだなんて、思いたくなかった。

 

僕を乗せて地球は回る。何も知らない顔して回る。

自分がいなくたって政治は薩摩に回されてる。

自分の苦悩なぞ誰も思いもよらないもので。

 

だけど人民大好きな木戸さんはしぐさや笑顔を見てしまうと、帰らないとって思ってしまう。

壊れてしまったとしても彼ら第一主義なんですよ。

それに彼をこの地獄において去っていったひとたちの笑顔が脳裏にちらついて放れない。

 

変わってゆくのが怖いだけなの。

自分の理想とかけ離れて行ってしまう政府が怖い。ああそう、それは薩摩も大久保も。

もうやめたここで君を待つのは

って言って何度も辞表をたたきつけて下野してしまうのが木戸さんです。懲りない人ww

そんなだから誰も彼もあなたのこと仮病だって思うのよ…w

余談ですけど私は一回夢で、桂さんの神経診察をしたことがあります。あります。(大事なことだから2回言った)

それで「なんで馬車が横転したってこと言わないの!」みたいにお説教しまくっていたら後ろから俊輔に殴られました。楽しかったです。(はい?

 

君のピエロさ。

最初薩摩(大久保さん?)や長州の下っ端(俊輔とか聞多)への台詞、かわりゆく明治政府への諦めの気持ちかと思ってましたが、段々聞いているうちに、人民へ、な気がしてきた。

そんな優しさがあなたを傷つけてるんですよ!そろそろ気づいて! 

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椿の花は、イメージ俊輔です。

つーか長州の連中の中で一番どろどろしてそうなイメージがある。

どろどろしているくせに一番純粋なのもこの子。たぶん。

たくさんの人を好きになって、それぞれの強い印象と教えられたものを心の中で持っていて、

いろんな花を自分の中で咲かせているから、何かするたびに心の奥で動くものがあっても、

それをヤンデレ化することで強く生きていられる人。

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ちなみに新撰組でも長州の連中でもいいですけど、Voyageはまじでどっちを想定しても泣ける。

彼女の歌は大してうまいとは思わないんだけど、なんかこう…泣ける。

僕たちは、 幸せになるため この旅路を行く

この歌詞と彼女の歌声がかぶるとやばいんだよね…。泣いてしまうというか、

もう誰でもいいから彼らの笑顔を絶やさないでって思ってしまう。

青空に向かって彼らが全員こちらに背を向けている風景を想像する。

こちらを向く必要なんて全くないから、笑っていてほしい。

共に行こう、飽きるほどに。

…今気付いたけどこの曲えらいラブソングや…そういうつもりはなかった…。

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ちなみに大河での朝廷組も最近ずっとやばかった。

これが恋だと知りました。

追いかけても手が届かない花でした。

うわー完全にたまこさまじゃないの。

いつかあなたに届くように歌う百恋歌。

鳥羽帝まじ悲しい。

届かない月でした。

これ得子様っぽい。彼女もすごい情念がある人だったのに。

とすると吉清様は一足先に目が覚めた人で。

彼らはついに目が覚めることなく夢の中で生きて死んだと思う。