原発事故における短期的と長期的な健康障害のリスク

Short-term and long-term health risks of nuclear-power-plant accidents

NEJから去年の2011年に出ていたっぽい論文。ちなみに出したのはペン大だとか。

とりあえず自分で訳したとこだけ(試験w対策wwww)。自分の日本語訳がへたくそ過ぎて涙目。

2011年3月11日、M9.0の地震が東日本の海岸を襲った。地震と、地震により引き起こされた津波による死者の総数はいまだ集計中であるが、公式見解ではすでに14,000人を超えるとされる。

またこの自然災害により福岡第一原子力発電所は重大な損害を受け、その結末は未だ不明である。この調査(reviewの訳)の目的は、そのメカニズムと主な短期および長期の放射線による健康被害を分析し、原発事故における膨大な文献の背景から、未だ進行中であるが、日本の原子力発電所に(put the emergencyの訳がよくわからん…。警鐘を鳴らしたいのか緊急事態としたいのか…??)。

急性放射線障害

全体・もしくはほとんど全体の人体への高い放射線量と関連しておこった短期間の病気や死の多くは、血液疾患・胃腸の疾患・皮膚の後遺症が原因であった。チェルノブイリ事故の時は134人全員の急性放射線疾患の患者が骨髄抑制を、19人に放射線皮膚炎が広がり、15人に重い胃腸症状が発症した。血液疾患と、胃腸症状はよくあることで、というのも骨髄と腸上皮細胞は高いDNA複製率の結果として(つまり細胞分裂が早いと言いたいのだ…!)、特に放射線感受性が高い。皮膚障害もよくあることで、これは外からの低エネルギーγ線β線が主に肌に吸収されるからである。

増加する長期にわたる癌のリスク

チェルノブイリ周辺の地域では500万人以上の人が過剰の放射線にさらされてきたようである。主にI131と同位体セシウムの汚染によるものだ。原子炉からの死の灰にさらされることでは、急性疾患がおこるのではなく、長期にわたる発がんリスクを増加させるであろう。日本の原爆生存者の研究では、白血病や固形がんの割合が、被爆の総計が比較的少なくても、明確に増加していることを示している。しかしながら原爆による被爆に関連する放射線の種類と被曝量は、原発事故によるものとは大きな違いがある。これらの違いにより、白血病と固形がんの数を評価する研究において、なぜチェルノブイリ周辺の地域では一貫して上昇するリスクを示さないのか、ということが説明できるだろう。

えっとそこだけちゃんと読んでみました。むしろ去年読めよ俺。

大丈夫だ、問題ないといういんぐらんどじゃーなるさんの有難いお言葉(ただし医者の大丈夫だ問題ないは一般人のそれ、当事者のそれと乖離している場合があるということは常に留意すべきだと思われる。年柄年中病気ばっか見てるんだからこれは一般人の感覚が麻痺ってもしょうがないだろと思うのだ)

最後には「皆不安なんだからちゃんと説明しなさい!」と書いてあった。