出雲 2013.2

岡山は雪だったわけですが裏日本は晴れてました。
夜行列車すっごいコンパクトで、ちらっとカーテンあけたら見えるところがよいです。

朝10:00に出雲市駅着。自動改札がない。神様が帰ってくるからですねわかります。
吉田君の謎が解けた。和樹の妄想じゃなかった!<「鷹の爪」団のキャラ。何故か観光大使。何故。
駅に400円で荷物を預けて(バスに乗って行って資料館とかに預ける手段もある。それならただ)バスで490円で正門前まで。
ぼーっとしてたら門通り過ぎた。

QED的には出雲は神々を押し込めた場所、らしい。確かに入門してから下り坂
大国主の遷都?中で仮本殿にいらっしゃり、正門からななめ前に。意外に門からずっと真っ直ぐ曲がってない。(曲っていると神様をとじこめた場所ということになるらしい)(どちらかと言えば迎え入れるためなのだろうか)
本殿は改修中。素戔嗚尊も当然見えない。

大きかった。ひたすらでかかった。うん、出雲大社大きい。さすがとしかいいようのない大きさ。

有名なしめ縄は楽殿にあった。なぜだ。あの大きさを神楽殿に置いて何を押し込めているのかまじ不明。高田さんも適当なこと言う。
おみくじ引いた。運はよかった。要するに調子に乗らず頑張れということ。出雲には吉凶はないらしい。
宝物殿学割100円、古代資料館の割引チケットまでもらった。平日の昼間だからだろうけどここまでしてもらって人数少ないと悲しくなる。

村正や正宗の刀や古代の出雲の地図。昔は大社は海の近くだったんだな。
出雲は11月は神有月になるから、家綱さんからの献上品に描いてあるのが気持ち悪いレベルだった。カミサマ多すぎ。(しかししょーがないか、家綱さんは申し子だからね出雲の)
あとは秀頼さんから諸々とか。八雲立つ。雲のイラスト的な何か。八雲が何なのかよくわかっていない。あのすさまじい近親相姦ホモ漫画しか知らない。あれオチが本当にひどいww主人公たちしか満足してないwww

一旦出て出雲そばを食べるべくかねやへ。地味に漬物辛い。3段割で1000円でした。
きたおうじきんやさんとか黒柳徹子さんとかサインたくさん。

戻って資料館。320円で入れます。
資料館やばい。綺麗で館員さん多くて荷物預かってくれて親切で、なのにあまり人がいない。かわいそうじゃないか!平日ということはわかっていますが、皆出雲大社行こうぜ!

■シアターで大国主の国譲りをみたがなんだかんだおかしい。平和な国譲りっぽくしてる感じおかしい。江戸城無血開城言って一滴の血も流さず革命を成し遂げたとか言ったブミ並の嘘くささ。これは高田さんも妄想着想しちゃうね!
でも出雲という土地の、荒神谷遺跡などの遺跡からの発掘を見ると、日本の文化が西から東に上がってきたことがわかる。
八重垣という存在を十重二十重に囲んでいたのだろう。
なんで縁結びかってスサノオと八重垣姫のおかげだったわけですね…私的には出雲大社大国主のものだったからスサノオが出てこなかったわ。
天つ神と地つ神の婚姻。
スサノオ外来種であったということだろうか。天照ねーちゃんの国譲りが縄文と弥生のうつりかわりとしたら。そして大陸と島国の婚姻。だけどそのうちそむいた。というよりその土地の「王」になった、ということでしょうか。
ところで八重垣とクシナダとどっちが本名なの?
そしてその娘であるところのスセリヒメとくっつくわけだけど、ヤカミヒメのことはどーなったんじゃいとなりますよね!きっかけ!!
あと中世のヲロチ伝説は牛頭だったわけね。山の精霊ですか。
■タタラ。QEDもののけ姫のおかげで完全にイメージがおかしい。
ふいごを踏むコーナーは3回で力尽きた。しんどい。あれ女だけでやってたとかどんなブラック企業だよ!
■出雲の神殿の高さについて。どの学説にもなんかこう納得出来ないところがある。どうやって作ったのかとか、逆にどうしてそれが今残っていないのかとか。
■力女がいいキャラしてた。それにしても歌を読み交わして付き合うとかまじ大変だな!
■遺跡から出てきたたくさんの刀や銅鐸。私は鉄器から青銅器へ、というイメージがあったわけだが、金印の時代から豪族の長としての卑弥呼を経て、豪族を統一したのが大和朝廷と考えると、鉄器の需要はずっとあったわけよね??うん??
まあなんにせよ王の剣は重かった。
出雲風土記とか久しぶりにきいた。713年から国造が頑張って作り上げました。この頃は「なんでこんなことを」くらいの感覚だったのかもしれない。でもこのあたりがあるおかげで今すごく助かっている。
ところで八束水臣津野命って誰なんだろ。神話の人?


出雲市駅から松江まで570円。途中直江を通る。島根県まできてなんで直江