過敏症

 

過敏症―魚住くんシリーズ〈4〉 (クリスタル文庫)

過敏症―魚住くんシリーズ〈4〉 (クリスタル文庫)

 

 

 

久留米おめでとうよかったねええええ!!!

イラストが「硝子の街にて」の人と一緒だから、ついつい12巻(だっけ?)くらいまでお預けされたシドニーを思い出していたのでよかった。こっちの場合煮え切らなかったのは攻め様だったけど。

 

るみ子は嫌いではないですけど、しかしこの女子力でこの能力=無敵という…。ねえ。嫉妬してしまうわ色んな意味で!!

 

そしてマリちゃんが馨君をそういう意味で最初飼うとは。

いや私そういうストーリー結構好きよ。「きみはペット」的な。(私あのドラマ割と好きだったわ)なんかねー、ああやってペットとして飼われるって割とほっこりしてるじゃない。(漫画の中での話だ。もちろん)

そうやって癒し癒されてまた旅立つのもそれでいいと思って。まあさ、現実世界でそれやったらえらいことになるから漫画よ漫画の中の話よ??

 

「家族ってシステム、あたしにはむいてない」「じゃあしょうがないね」このシンプルさが素敵だけど、時々あらゆるものをさばさば切り落としていく姿勢が怖い。

私は昔は「さばさば」した性格というものは割と好ましいと思っていたけれど、さばさばしているというのは、どんどん切り捨てて行くことだから、こだわらない人にはいいけれど、大事なものは執着していたい人にとっては、あまり好ましくないのではないかと最近思うようになってきた。

というわけで優しさの塊であるような安岐さん、頑張ってください。

 

魚住が初めて怒った話。怒ったと言うか、久留米によっていろいろな感情が呼び起こされたらそうなろうよという。