Early oral intake and gastrointestinal function after cesarean deliery
目的は帝王切開後の早期の経口摂取が、分娩後の胃腸の回復に効果があるか評価すること
結果として大多数の早期の経口摂取というのは、カイザー後6-8hr以内に行われていた。そしてあきらかに消化管機能の回復に関与していた。腸管合併症(イレウス症状や嘔吐、吐き気、腹部膨満)が著しく増加することはなかった。
つまり早期に経口摂取を開始することは、消化管機能の回復を改善し、合併症の発生を増加させない。
最近そういう理論がはやりなんですかねー?
ERASの考えもそうだけど、早く病院から出てった方がいいに決まってるじゃない!と。
確かにそれはそうなんだけど、そしてそりゃあ点滴台からはやく解放された方がいいに決まってるけど、早期に経口摂取を再開していくふんぎりをどこでつけるかが問題なんじゃないかなと思います。
ふんぎりがつきやすい人にとってのご飯は「わーい」なんだろうけど、えっ、大丈夫かな…って人に「食べたほうがいいんですよ」って言って吐き気やイレウス症状がおこった時の対処が難しいよね。。
どうでもいいですけど、点滴うってもらったら楽になったとおっしゃってだから点滴プリーズと言う飲水可な人は、どうぞ点滴と同じ内容の粉薬をのんでくださいと思います。
点滴は、普通にちょっと点滴しましょうか(栄養入れましょうかではなくて)の人は、電解質が狂ってるか単純に脱水なのか、なんかよくわからんけど検査の間ほっとくのもこれはよくないわな人が、血管内にちょっといれとかなかんわなのか、です。点滴に栄養が入ってるわけじゃない。あえて入れなきゃ抗生剤も入ってない。
お水が飲めない人は点滴することで脱水の改善になるとは思いますが。
かぜひいて近所で点滴うってもらってちょっとよくなったけどやっぱり調子悪いから点滴うってくださいっていうのはちょっとね。。飲めるの?のめます。じゃあおうちで安静にしていてね。で終わり。