蛇行する川のほとり

 

蛇行する川のほとり (集英社文庫)

蛇行する川のほとり (集英社文庫)

 

 

小柄な背格好 誰かに話しかけられれば、恥ずかしそうにひそひそと囁きあってはキャーッと笑い、かと思えば、そんなに親しくない相手でも、ぴたっと寄り添ってきて、肩や腕に触れながら「ねえねえ」と内緒の話をしたがる女の子。

いるいるいるいるああああああいますよ!ああああああ言葉にならない。いるんだこういうやつって思っちゃうくらい。

何かに有頂天になっていると必ず誰かが「そんなつまらないもの」とささやく。

ううんつまり私は誰もそんなことを言ってくれないどころか一緒に有頂天になってもらってるせいでこの年齢でこの趣味なんですね。

 

恩田陸を読みまくっていると一体なんの設定なのかわからんくなります。

とりあえず私は奈良の話かと思ってたけど、違った。美少女たちが別荘で絵を描く話だった。(読んだっけ?)

 

芳野とまきおちゃんが付き合えばうまくいったんじゃないかな。(「いつもくつろいでいる」)

 

「僕には姉がいたんだ。死んじゃったんだけどね」はい決定死んじゃった女の子ですねw

意外に謎解きがはwやwかったっっっw

 

正しい少女、奇跡的なバランスを保った少女。

まりこちゃんは死なないだろうなあとぼんやり。

いやーなんというか、処女なんですよね。まりこちゃんは。精神が。別に肉体なんかどうでもいいんですけど。フルバの透君じゃないですけど、永遠の少女で完全なる聖女で処女性があるっつかまあマリアってことです処女懐胎。え?

 

ですから、まりちゃんとかずみが調和してしまった瞬間、本気で芳野の意見がわかった。悔しさとさみしさしかないな。

 

最終的には壊してしまうから、その前にそんな自分を壊すしかない。

あれよくあるヤンデレですね。

芳野が一番幸せなんじゃないかな。つうかもはやなっちゃんとさっちゃんの関係にしか思えない。二人は重なるよ君の強さで。かずみと芳野。君となら僕は夢に飛べる。

かずみちゃんは悟りを開いたけど、死ぬつもりはなかったよね。。あーやっぱり死とは絶対的なもの。抗うには素敵な相手。