遊びをせんとや生まれけむ

あれ、そう言えば鎌倉作ってる最中はあの最初の2回だけかあ。。ということを思い出した最終回の最初でした。

頼盛さんの、平氏は常に一蓮托生ってのは、要するに自分が生き残ることによって一蓮托生である平氏は生き残るし、それが自分に託された役目であると言いたかったのでしょう。

まあね、、源氏って相変わらずアレだしねー。池禅尼もそんなこと思ったわけじゃないけどねー。叔父上は負けたから清盛は首を落としたけど、勝ってこうして生き延びるのも確かに、道です。

 

平清盛 どどどん、しかも黒字に赤ってなんかこう古い○○刑事のうんたらを想起させるわ。

 

清盛熱病に倒れたのですが、ううんあの蒸発ってすでに100度に近いからダメなんじゃないかしら、、脳みそが。

だって41-42度でしょ??限界が。

 

みんなやりたいことがあって死んだんだよ、それをあなたに託してった。あなたも限られた生の中で存分に生きたよ、という西行先生の有難い教えによって清盛さんは舞い戻ることが出来たみたいです。あいつちゃんと坊主だったんだな。

でも結論が比類なき美しさって、もちろん西行さん的には最大の賛辞なんだろうけどね。

面白かった?と聞きたい。あれだけ面白さをおしたんだから、面白き人生だったって言って欲しかった。

でも最上を最上をと走り続けることが最上のあり方であったように。面白さを求めて生き続けることが面白い人生だったのかなあ。

 

遺言タイム。これほんと重盛も欲しかったわーと思ったけどまあいいかー。。つねちゃんはほんとに出来た妻でした。あと徳子ちゃんはこれでようやく父と娘に戻ったような気がします。徳子ちゃんほんと容赦なかったもんなあ。でもこの自由さは平氏なのかもね。絶縁しないとこが。

時忠あらずんば平家にあらず。時子ちゃん含めこの姉妹とノリで出会って意味不明な付き合をしてきましたが、なんだかんだ身内で一番わかってくれてたのは彼彼女姉弟だったように思います。ていうかほんとに清盛はこの2人と重盛には何かうまいもんオゴれよ。

鱸丸ってまあそういう意味ですよねというのは重々承知してましたが、それにしても清盛暴走からずっと重盛にストッパー任せてたこととか、とにかく、お前なにしてん感が半端なかったので、こうもう少しね、なんかあるとね、鱸丸ー!!って感無量になったと思います。

盛国さん餓死はね、もう愛が思いなあと。思い人が死んだら見届けて餓死ですよ。同じ平の名があるけど彼は斬首とかにはならなかったのは、やっぱ家人だからですかね。

でも一番泣けたのは時子ちゃんでした。。やばいわ。なんかこう、なにがあったわけではないけど泣けた。こういう奥さんに最後に報いるのいいわまじいいわ。

 

重盛ちゃんの遺骨とかどんな辱め受けるかわからんもんね。ありがとう貞能。無能ものと思っててすまない。

でもつねちゃんいなくてよかったんだよ?壇ノ浦までついていかなくてよかったんだよ??

これ壇ノ浦までさ、戦の間にちょっと時間空いた時に絶対母娘会話してると思うのだ。きっと恋バナしちゃえる。心に愛した男たちがいる人たちはきっと強い。

「方々はすぐに珍しき東男をごらんになることになりましょう」ここからの知盛好きなんだよ。でも今回の知盛さん割と武士として死んでったからさあ。「見るべきものはすべて見た」っていうのは一種の悟りとかそういうものがあったんじゃないかって思ってる。「今はこれまで!」ってあれでしょ、西行さんのあのセリフじゃないですか??

にしてもほんとに時子ちゃん美しかった。一分の隙なく美しかった。まわりがみんな老けて、あの永遠の少年後白河でさえ老けたのに。でもその美しさがよかった。その覚悟の顔含めて美しい。

 

そのあとは、怒涛の解説でしたが、なんでこう九郎ちゃんっていつも被害者意識にまみれてるのかしら。私は姫神さまシリーズの九郎ちゃんでイメージが凝り固まっています。

とりあえずよかったことはちゃんと清盛と頼朝が会話?できたことですかね。ありがとうネクロマンサー西行