四季-冬-

 

四季 冬 (講談社文庫)

四季 冬 (講談社文庫)

 

 

四季と犀川の会話には以前のものよりも先のものがありますよねあれ?私が忘れているだけかな。

四季にとっての冬ってもしかしてすごく綺麗なものだった?四季はもしかして未来から過去と未来を反芻しているだけなのかしら。

ユスと犀川と四季の会話はもっと先のことなのか、犀川+萌絵ちゃんの子とかなのか??うーんまあでも犀川なんだろうなあ今の。

もっと時代は先だろうから、四季はコールドスリープしてるとして犀川さんは不明ですよね。あの人そういう人だと思わない。「人間がお好きですか?」っていうのに対して好きと言えるまでに四季さんはミチルさんに会えたのでしょうか?

好きかどうかを四季に示した人類は限られていると思いますが。紅子、各務、保呂草、犀川、萌絵、スワニィ、うーん、久慈?あとは叔父様だけ。すごい性格だ。

新藤さんは助けることが逆。四季に殺してもらう瞬間を夢見て今まで四季を閉じ込めていたとしたら、新藤さんもずいぶんな変態さんです。

四季の中の人格は四季がとりこんだものだから、萌絵ちゃんが死にたかった感覚も四季はとりこんでしまったと。

なんだったかな・・フロイト先生によると、精神や夢は奥底でつながっているとかなんとかだったわけで、となると、四季さんが萌絵ちゃんの感情を体験をトレースすることはまあ出来るのかな。

綺麗だから、とりこんで自分のものにしたかった。