夢違

 

夢違 (角川文庫)

夢違 (角川文庫)

 

 

侵入者になりつつあるゆいこたんが救われているといいなと言う話。

なんかこの、夢を見て侵入者になりつつあるって、しかも本人無意識、みたいな話をどっかで見たことがある気がする。

 

「鮮明、ということと、情報量が多い、ということが一致してしまった」

なんか変な言い方だけど妙に納得してしまった。仏像だって近くで見たり触ったりすることが一瞬とは言え情報量が多いと言う点では圧倒的だけど、それが果たしてのちのちまでも残る記憶なのかって微妙だものね。

でも舞台とかで「こいつあかん」って一瞬でも思うとそれ残っちゃうよね感情だけが。実際はどうだったかは置いておいて。

 

「巨大な無意識が」これはあれかもしかして月の裏側系の話か?

巨大な無意識がどうのこうのと言い出したのはかのフロイトちゃんだったような気がしましたが・・狂骨とかそのあたりだっけ?それで語られて調べた記憶がある。フロイトちゃんとユングにーさんの愛憎もあったような(なんでそういう覚え方なの)

ちげえはこれNIGHT HEADだわ。

 

お習字が実は自分の自己の改革につながっている。いいなあこういうの。そう言えば字がどんどん変化して行った先輩がいたことを思い出した。

 

H市って郡上のことか?先輩たちが毎年行っているという謎の町郡上。楽しいけど毎年行きたいかなあ。1回で落ちついてしまったぞ。

そう思うと恩田陸は奈良好きだな。何回かモチーフになっている。

 

夢違観音。あのはるに。

結局ゆいこちゃんは割と普通の女の子でしたが、最後まで異性を保ってましたな。ユージニアとか崩壊したからな。

美里さんは??と言いたいけどね。まあ夢と現実がごっちゃになってずっと生きているならそれでいいんじゃないかと思うのですが。どっちでもかまわない。あなたが幸いなら。

 

これを読んでいる間作業用BGMで静謐から荘厳な曲を聞いていたんだが見事に3つ聞き終わったところで読み終わって、しかも全部イメージ通りのBGMだものだから困惑しているw

 

「悪夢ちゃん」というドラマの原作というか原案らしいんだが、今HP見てきたらまったく違う話でしたwゆいこさんの名前だけでてきたw