ミラノ 2014.9

とりあえずミラノは以前ローマから北上してきたときは治安いい!と思ってたんですけど、パリから南下したら所詮イタリアでしたね。
だってエールフランスバスの降り場にはポーターまがいいなかったもん。でもミラノは空港からのバスで中央駅についた瞬間ポーターさんいたしね。これってたぶん以前なら当たり前だったんだけど、パリの治安が思いのほかよかったから衝撃で。

D&G GOLD

ドルガバカフェ。以前はグッチカフェにいきましたが、今回はすべてGOLDで作られているというDGGOLDへ。
地下鉄から歩いたけど、et de Milanの前の道をまーっすぐいったらつくところ。
ここはシェフに日本人がいるらしく、そういう理解はあります。ボーイさんが外にたまたまいたシェフをみつけて「彼なんだよね」といってくださったり。柱の陰からちらっとシェフさんがのぞいていたり、これぞイタリアクオリティ。

f:id:kfushikian:20200523231358j:plain


私はやっぱりイタリアが好きです。
帰ってきて「フランスとイタリアどっちがすき?」と上の先生に聞かれて、「イタリアですね」と軽く答えたら「イタリアには足りないものがないものね。芸術食事音楽…他にいるものがある?」とかなんとか音楽語りが始まったのも懐かしいです。
ご飯としては、クラブハウスサンドイッチは日本的で(多少量はおおかったが)おいしいし、リゾットも美味しいし(少なくとも下のリゾット専門店よりは私の舌にあってた)、いいお店でした。

日本にもこういうお店ないのかなー、前に入ったグッチカフェもやっぱりミラノだったもんなー、と思ってたのですが、この間発見しました。アルマーニのカフェ。今度行こうかなあ。
ブランド力で勝負しているわけではない、意外な美味しさ、むしろブランドに恥じないプライドをみたので。好きです。

Veneranda Biblioteca Ambrosiana

アテネの学堂はリバイバル中であり、全然見れませんでした。母がショックを受けていた。
そして私のお目当てルクレツィアの髪はなんとフィレンチェに出張中。
ちなみに「英語話せる」人はほとんどいなくて、受付のお姉ちゃんくらいだった。a littleってマジだなって思いました。
あと写真は禁止らしい。

私はダヴィンチの描いた音楽家肖像画はそこまでなんとも思わず、むしろその向かいにある最後の晩餐をやっぱり見てしまいました。
ユダとキリストのあれこれそれを見ることはすでに当然として。
以前言われていた、キリストの横にいる女性だか男性だか不明な人。使徒ヨハネ
なんか…なんかいくらペトロの言葉に耳を傾けているといってもヨハネとペトロ近すぎませんか挙句このヨハネの顔!!あの壁画で見たときより…この顔は愛している顔ですよ!!!確実に!!!大丈夫か。

カラヴァッジョの果物籠も好きでした。上の方の空間を綺麗に利用しているところというか、何も書いてないところに意義があるのだよ!と言わんばかりのこの手法は大好き。日本画にも通じるところがあると思います。
あとはボッティチェリとかティッチアーノ。ティッチアーノ好きーはこのあとベネチアで爆発することとなります。

Trattoria Casa Fontana . 23 Risotti

結局中央駅から歩きました。地下鉄2駅くらいあるんですけど、その最寄り駅からさらに離れているので、歩いてもいいんじゃないかなー。
いちいちここ、ドアがロックされているんです。だからあれ?あかねー?ってなったらタクシーできたおばさまがさらっとインターホンを鳴らしてくださいました。あーあそういうことね!
リゾット専門店だからリゾット以外にはほとんどなくて。でもおっさんはさすがのイタリアクオリティでした。楽しい。
それなりにおいしかったよと。とりわけられるしね。