後編あるのかよ!!!
いや、ブルース始まってから一話完結してたからつい、こんな仙台編みたいになるとは思わなくて。高坂的な意味で。
さらに言うなら四国編の「やっぱり長くなっちゃった、てへ」も思い出される。
あーこういう新刊を待つ感じ嫌だなあ。私は最終巻から読みたいタイプです。
・長秀のチャラさが尋常じゃない件について
今回長秀と高坂のイラストが出ると聞いて楽しみにしていたのですが、想像以上だったwwちょっとこれはwww
長秀さん毎度毎度ほんと宿体がちゃらいですね。それか中身が長秀だとちゃらくなるんですか?千秋の時も結構千秋自身は自殺試みたくらいの人だったもんね。四国編もなんかチャラかったしなあ。
私おかっぱってもっと髪の毛長いのかなあとか思ってたので、こんなハク様とかとうや様とかそっち系とは思いませんでした。でもよく考えたらあれもおかっぱだなあ。肩くらいで切りそろえられた髪の毛かと思ってた。
・美奈子ってぃ
「かの者の憑坐」として美奈子を利用したい織田。それは戦巫女ともなる。織田の戦巫女って誰なんだろ。濃姫?(まさか市姫ではあるまい、と信じたいが)
美奈子さんは景虎さまに惚れたけど、おのれのピアノの道を貫くためにもう会いに行くことをやめた。直江は初恋の王子様だったけど、その気持ちは今はもうなくなって、ただ淡い共感があるだけ。
今は完全に美奈子→加瀬(恋)、美奈子→直江(共感、淡い初恋)、直江⇔景虎(400年)、直江→美奈子(共感、安らぎ)、景虎→美奈子(救ってくれてありがとうお嬢さん)、で終わりじゃないですかー!
この状態だったら直江が誤解に誤解を重ねて暴走することも出来るし景虎さまが美奈子さんを利用して直江を追い込む事も出来るし美奈子も最終的にあなたの願いはきっと叶うとか言えると思うけど、唯一景虎さま→美奈子のマリアがちょっとわからないかなやっぱり!!マリアと偶然重ねたって言ったってそれは春姫!あなたの奥様でしょー!!!
なにかまたあるんでしょうねえ。。この美奈子はあの美奈子になるのかしら。。。
・信長と景虎
結構軽々しく戦ってるよね2人して。
というかあれか、この2人はなんでこうもわかりあってるんだろうというのは本編でもありましたが、最初は「感じちゃってね」ってやつだったんですね。あのツーエクでバイエルンの若き当主と英国の女王が同じような状態だったように。
最初に信長が正しい方向に日本を導くなら我々が倒さなくてもいいじゃないかとか寝言が聞こえましたが、2巻だっけ、信長の功績について穏やかに語る直江さんを思い出しました。歴史を知ると言うのはそういうことですという直江。死者が生者として生きる意義については40年後四国で散々語られてますけど。
直江はずっと勝ち負けもそうですけど、正しさの定義について考えているように思えます。景虎さまは考えすぎて地層になってしまってるレベルだけどな。彼は負けないからまだしも正しさを疑わないでいられる部分が直江よりはあるように思えます。だけど負けないからこそ自分で正しさを作らなきゃいけない人間でもあります。
(だが、おれはおまえが思うような「正しい」人間なんかじゃないよ…)
↑この景虎さまのいい方無茶苦茶可愛くないですか。
・循環器色部さん
ジャッカル循環器のお医者さんなら余裕ですね。この頃は果たしてカテもアブレーションもあったんだろうか。戦時中は点滴なんてなかったとのことでしたが(一兵卒のおじいちゃん談)、じゃあ循環器って何してたんだろう。。ECGとXpだけ?死ねる。心不全管理くらいですかね。何をどうしていたんだろ。気になる。まあ循環器外科があるくらいだったらどうにかなるんでしょうかしらん。
・呼吸器尚紀くん
や め と け
まじで呼吸器でタバコを吸う人が許せないんだったらストレスの宝庫だと思うからやめときなさい!もう景虎さまはしょうがないの、その人ただのニコチン中毒だから。麻生さんの「煙草をやめるか医者にかからないか」は真実だと思うよ。
まあでも大丈夫、すべての患者に同じ気持ちで向き合うなんて、綺麗事だから。
・直江
相変わらず直江は直江ですけど、なんかでも直江の夢見ていると直江って一般人だなあと思います。
一般人としては「卑屈」に安住し文句を垂れ流して何も変えようとしない、というのはよくあることです。
そんなものが救いであってたまるものか。その台詞なんか本編でも聞いたよ。でもそれが、その安易な選択が確かに救いになるんじゃないかと、お互い思っていたと思います。それでも最上をつかもうとするのが直高ではあるのですが。
「授業参観にきた父兄の気持ち」本編とは逆の年齢差があってなんだか懐かしいです。直江はなんだかんだ深志にきてたよね。。高耶さん若かったなあ。「同級生のような気分ですね」「思いあがるな」ってやつもありました。何がどう思いあがりだったのかはもう知る由もありません。
・加瀬さん
景虎さまがツンデレなんだと思ってましたけど、宿体の影響を性格が受けるとしたら、とんでもないツンデレは実は加瀬さんだったんじゃないか疑惑。
いや…心配しただけじゃん尚紀は…って発言まですべて裏をとっているとか…。四国編で「今までだったら信じられなかった、疑心暗鬼で愛にも身構えていた頃は」とかいうモノローグがありましたけど、全部裏読みしてるわほんとにこの子!直江がぐるぐるしてただけじゃないんだね…。景虎さまのせいじゃないの大半は…。まじで400年の間に何があった。ねじくれちゃったじゃないの。「それとも私が庇護して差し上げましょうか」ってその結果が狂犬発動じゃん、どうしようもない。
ただ直江はどう考えてもプレゼン不足よ。なんとなく気持ちはわかるけど(私もよく気持ちがはやって話しかけて空気読めと言われることがERではあるからわかる)、どれだけ何故危険があるのかどのくらいの能力を割くべきなのかがしっかりしてないからこうなるのよ。しかも「あなたたち北条が殺した」「あなたは北条の人間として」とかはあ?何言ってんのお前まじ空気読め?ってなるじゃん。これは本当に未だにその意識でいるなら景虎さまは2,3回躾け直すべきだと思います。
おまえの近くにいる限り、オレは暴君でしかいられない。オレさえいなくなれば、おまえは楽に息ができるようになるだろう。おまえを救ってやるよ、直江。その結果がどうなったかということを!!!ねえ!!
・長秀
監獄ロックwwww
この頃夜叉衆って結構…よわ…い…。本編では怪我しても倒れてもめげなかったので、意外と倒れてるのにびっくりする。
・青い
今回のイメージカラーは青ですね。春姫様。この頃ならまだ春姫はいたんですね!信長の館では美奈子しかいなかったくせに!どこでいなくなっちゃうんですか春姫!!!!
マリアとか聖母とか散々イメージにされていたのですけど、普通に彼らこの間まで鬼畜米英とか言ってたくせに慣れた様子で聖母マリアを感じてますね。なんかあったのかと思った。詳しいな異国の宗教に。
本編では直江がユダになったのは、景虎からの信頼を裏切って、マリアにあれこれしたからだと思ってたんですけど、この頃の尚紀君に織田に寝返る根性があるかなあ。。意味わからないぐるぐるなら直江の得意技だからやるかもしれないけど。
改めて横浜で行く場所が増えました。ホテル・ニューポート?301.どこのホテルだ。ヨコハマ物語もあのあたりでなんか色々あったもんなあ。