花燃ゆ 薩長同盟

あの男が帰ってきた!
木戸さん!!!はーおひがしさままじでおひがしさま。
数年前の元禄繚乱でおひがしさまが浅野内匠頭やってたときも、宮沢りえ(だったよな)が奥さんで、美しい夫妻だったわけですけど。
その時に比べたら確かに、おひがしさまにも隠しきれない年齢がお顔に出ているし、というかなんか化粧のアラが見えるようになってしまったし(テレビのせいか)。
でもそういうことじゃない。背中をすっと伸ばして、美しい所作で座っているおひがしさまは、やっぱり私の理想の木戸さんでした。
木戸さんには色々なすがたがあって、たとえば虫歯とか、おなかいたいとか、ぐちぐち日記かいたりとか、ときどき双壁思い出して泣くとか、宮中で酔っ払って寝るとか、8時間口論するとか、なんかへんなところいっぱいある人ですけど、それ以上に、怜悧で、理想家で、そして蜃気楼を現実にする政治家であったと思います。
「醒めた炎」って本当に言い得て妙。

ところでなんで今年の理想の桂さんと理想の高杉さんなのに、「で、どこにいるの?但馬のどこにいるの?迎えにいくよ?」っていうあの天才的なエピソードやってくれないの?
ていうか理想なので桂高さんの!いちゃいちゃ!これを!!してください!!(血涙)
あれなの?松下村塾時代にあったの?私が見てなかったのがいけないの?やっぱりテレビを買えということでしょうか。はー。
しょうがないから脳内補てんしておきます。

ていうか幾松さんとは

そして薩長同盟。この物語では晋作さんがそれに対して前向きなのがすっごく嬉しい!!嬉しいけど、久坂のことを思って悶える晋作さんも見たかった!きっとすごく美しい。
晋作さんはりょまさんタイプだから前向き。
そしてね、大好きなお殿様に言うシーンあるじゃん。つかそもそも下駄の下だっけ、草履の下に薩摩憎いってずーっと関ヶ原から言ってきたような御家柄じゃん。だけどそのあたりはあまり関係なくて、やっぱりあの京での、禁門ショックは大きかったということなんでしょう。
美和さんは久坂の妻だったわけだし、割り切れない思いがある、というのはわかります。
ていうか長州全員わりきってねえよ!

そこで高杉さんが、なんだったか、とにかく、松陰先生も久坂も役目があってそれを果たして死んだ、先生は我らに志を教え、久坂は攘夷を決行。俺は倒幕、開国の道を選ぶ。 俺はこれが役目だ、みたいなこと言うんですね。
あっ悟っちゃってる…だめ、高杉さん悟っちゃまだだめよ。あなたが悟っちゃったらもう四境戦争に行きつくんだから!
高杉さんのこのセリフ、松陰先生の、死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし、生きて大業の見込みあらばいつでも生くべしからきてるんだと思います。
ていうかそれはそれとして、私この台詞で頭ポーンしたわよ!私昔、千本桜ってまじでこの3人のこと言ってるわって思ってて、光線銃を撃ちまくれ!っていう高杉さん容易に想像できると燃えたぎったことあったけどそれの肯定の台詞が高杉さんの口から出てくるとか、っかー!!!!!

熱くなれんかったとか、だから今まで事をなさなかったとか言ってましたけど、あんたは事をなす時にことごとく脱藩とか投獄とかされたわけで、つーかなんでそういうことなったかと言えばいいところのボンボンだったし、親も心配したし、それ以上に皆が心配してくれたんだよ!!!
高杉さんのボンボンっぷり可愛すぎますね。

そうだ、長崎の話が終わってたのが衝撃wちょwww俊輔と一緒に行くんでしょ!イギリスはまだ時期尚早ってそれはそうだしそもそもイギリスに行くとかちょっとお前今の長州放り投げるな(そのための桂さんじゃ、って私の中の高杉さんが言ってる)とか、もう本当に自由な人。
いずれは下関開港を目指そうととかなんとか言ってるから狙われるんですよ。

この前後だったかな、高杉さんが奥にくるんだけど、みんなにきゃーきゃー言われててちょっとほっとした。いや私の中の高杉さんのイメージって一匹狼ツンデレの同級生だから、きゃーきゃー言われるのってどっちかというと久坂じゃん。
そのときからずっと「おふみ」っていってるのに、最後に「美和」って言うとかまじさすが高杉さんのわきまえ方半端無い。
長州はその薩摩の手を借りねばならんほど追い詰められとる。 そういう事ですか? >そうだよ。

草莽の志士らがこの国を変える。日本を今一度、洗濯してみんか?
久坂はやっぱりこの時期、ちょっと前か、まではあんな地位でありながら、他国との周旋をよくしていたわけで(もちろんバックに周布さんとか桂さんがいるわけですけど)、明治になっておまんとこの久坂発言があったのもわかろうというものです。

そういえば「許す」とかなんとか言ってましたけど、許されなきゃいけない立場だったかなとは思いました。ええ。
ありゃ単なる軍事同盟で結局だから明治夫婦みたいな仮面夫婦となったわけですよね。

それでもって薩長同盟
「この話はなしで」って言う桂さん見れて満足です。ええ、おひがしさまの御顔でこのセリフ言われるとまじもうぞくぞくしてきますよ。
「長州から頭を下げ、借りを作るつもりはない!」これなんだよね。桂さんって、醒めた炎的なところは絶対あるから、長州一国背負ってるプライドが尋常じゃない。加えてまた死んでいった人たちへの愛情もあるから頭を下げて借りを作るという選択肢は最期まで、それこそ明治の最後まで持つことはなかったと思います。
ていうか同じ屋敷のあっちとこっちにいたんかいwwwwwwそれが一番死にそうwwwwwwほんとギャグもってこないでほしいわ。
ところで小松さあは????
大久保さんもせっかくだから見たかったです。まじ明治夫婦wwwwwww

最後に高杉さん喀血してましたが、ここはどこでしょうか。もしかして吉田とか近いのか。
俊輔が申し送って、おうのちゃんがいて、高杉さんがお庭みているとか最高の布陣じゃないですか。はー><四境戦争中に俊輔と前原さんで高杉さんかついでくれないかな。