確率捜査官/フラジャイル

 

 

最初っから津山が犯人とわかっているけれど、この物語の面白さはそこではないということでよろしいか

シゲってあんた…。隠す気ないじゃん…。
 
こういうたぐいの推理小説いくつか読んだことはありますが、結論としてそれ以外の物語や人物関係に頭がいく(たとえば森博嗣な)私にはどうかなという。
有栖川有栖も結局ハマれんかったし。
 
でも最初の事件から全てが綺麗につながっていく様子はなかなか美しかったです。
確率といっても、結局どの程度「確からしいか」ということでしかないし、それ以上に、理論的に考えることについてを、お手本のように書いていました。
もういっちょ。
病理医がメインの漫画がドラマとなる、と知り合いの病理医が沸き立っているので、試し読みtry

…医療漫画????
なかなか衝撃を覚えるくらい、医療についての監修がついていない漫画ですねw
以前の麻酔科医ハナは割としっかりしていたのになあ。

なんだったか、とりあえずまずあの少女が何故にTIAになったのか(若年でなんかあったの?基礎疾患がなければ疑わないだろ)、TIAだったらそもそもDWIにhighにうつらんだろ、うつったらそれはただの脳梗塞だろ、とか半身がバランスが取れないで脱力?とか、つーかMRIではDWIではなくT1で書いてあるんですがT1にはhighにはなりませんとか、早期のMRIは無意味に近いものがあるとか、
検査全てしているのは既に病理医じゃねええええええよ!!!!それは検査の仕事であって!とか。
病理が輝くのってやっぱり腫瘍系だと思うのですがなぜに脳梗塞
そしてTIAだか脳梗塞とかで何故に脳出血とか。つかそれバイアス入れたら余計リスクあがるし、結構若い女の子ならなおさら慎重じゃなの。
別にMRIとればいーじゃんそんな犯罪みたいな顔してないで。とか。
保険はまあ言い訳かけば通ると思いますけど。
通らないなら怒られようよ!
週に外来100人って一日20人とか別に普通じゃんとか。
机の鍵壊すくらいなら話し合えよオーベンと!!
 腰のMRIが偶然頭までとか!
なんか色々ツッコミ処あったけど、その知り合いの病理医が、「病理医がフューチャーされるだけで感動した」とか言ってるからもういい。そうですねとしか言いようがない。
そして病理医でぐぐったら、ヤンデル先生のツイートが上位にひっかかっててふいたw

ま、まあでも病理の先生ってやっぱり尋常じゃないくらい変人率高(ry
追記
3巻まで読みました。
さすがに最初の TIA 以外は結構腫瘍系の話がメインでしたけど、
でもこんな奴ばっかじゃないしこういうやつもちょっとくらいいるけどさーっていうぐらいに臨床医がバカにされてて辛い
病理をそんなに重んじない人達いるんだろうか

一番面白かったのがムカつくMRの名刺をKのファイルに入れとく教室ですね
いいなーこの殺すリスト