三千世界の鴉を殺し 18

三千世界の鴉を殺し (18) (ウィングス文庫)

三千世界の鴉を殺し (18) (ウィングス文庫)



人格までかわってしまったりするのでも生きていてほしいのはオルガの感傷。
オルガはあの時もしマイヤの人格が変わったとしても生きていて欲しかったのかな。

やっぱりオルガの件はサラの捕獲作戦の一部でしたね。どちらにせよルシファがキレるとしたらサラ絡みであることは間違いないと思ってますがさっさとしろとは言わない。
むしろ何故ことここに到ってもライラとカジャがここまでしか近づかないのだ!!
カジャが人格変えられそうになった瞬間にサラがナイフを取り出しライラが蹴り飛ばすっていう構図が可愛いです。まるでカジャはお姫様。白ウサギ。
サラも先ラフェール人に「身の内に面白いものを飼っている」とまで言われていますが、それが覚醒する日はくるのでしょうか。くるとそれはそれで面白いです。

そして皆集結した。これの原因がO2だったら本当にどうしようとおもってますが、そこまではたぶん想定の範囲内のわけですよね。
三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい。
O2だけではなく、それはマリリアードも同じこと。
今回の騒ぎで自分は母親を失った。たぶんいなくなるのはマリリンではなくフリーダ。
マリリン怖いからな一番。

パトリックラッセルいつの間にこういうキャラに。彼もマコトも自分の道を歩き始めてしまっているから最終的に立派になってかえってくる…かなあ。どちらかと言えば彼らの物語はここで終了したのかも。

運転してくるのがカジャといい、サラがカジャをかばうところといい、内科と外科で仲がわるいとかいわれていたのはいつの時代の話でしょうか。
誰だよ暴力に慣れない上精神的にナイーヴなカジャとか。あいつ病院長に新種のウイルス感染させてるぞ。まあウイルスというのが優しさなのだろうか少し残った。

ほんとまじ懐かしいカラマイ君とか…お願いですからカラマイとか…つーかロヴ君を…私の赤毛の天使を…

赤毛の天使と言えば、フジリューが銀英伝を漫画化していて戦慄しました。何がどうなるかわかりませんが、少なくとも双璧をかっこよくしてくれればいいなと思いました(作文)