ジャンネク

ジャンプネクストが各所で悲鳴をあげさせておりますが、私ももれず悲鳴あげましたよ。
というか私これ緑高大好きだった頃に読んでたらもうちょっとやばかったと思う。
だいぶ離れた今ですらこれだけ心傷つけられるってなんなんだ。

なんなんですか?結局努力よりも才能なんですか?って私の中で直江が駄々捏ねてる。
本人たち皆納得しているのになんでこんな気持ちになってるの。意味わからない。

緑間さんは仲間を信じて試合をする、それを秀徳が教えてくれた。だからもう緑間さんは仲間を信じてゲームメイク出来る。無敵だね。努力×才能=上昇?みたいな(テニプリじゃねーの)話ですよねこれ。
だからそれでいいじゃない…なんで私こんなにショック受けてるのかしら。

正直以前あかし様に負けないで頑張れ高尾ちゃんとか思ってたけど、私が想像するより高尾ちゃんアガペーだったわ。
死の受容全てを一瞬にして通り越してない?

「ぶっちゃけ勝つためには成功してほしい」「でもできたらできたでなんか複雑」
→このあたりでは理性と現実が戦ってますよね。だって勝つために、大好きなバスケ、大好きな、絶対勝ちたい試合での3Pだもの。
でも出来たら出来たであんなに頑張って作り上げた3Pを軽々しく真似ッ子されてるってのが複雑ですよね!!!!!

「僕にはエンペラーアイがある」
→う、うん…。まあ…。エンペラーアイがなくても出来る高尾ちゃん逆になんなの…。

「お前と何年同じチームでやってきたと思っている」
→ええい!!!たかが!3年だろうが!!!!!お互い信じんかった僕司君じゃないですか!
これ82の騙し合い試合思い出した。私とあなたで何年ペア組んでると思ってるんですかあなたのペテンなんてお見通しですよって奴。

「初めてこの技を成功させて以来、オレはあいつのパスを疑った事はない」

>>>唐突の デレ<<<

なんでこの流れでデレるんだよ。高尾に何故ここでデレ入るんだよ。きいてねーんだよ誰も!!何故赤司に高尾自慢をするんだ!!!!

「だがそれはお前も同じなのだよ赤司」
→お、おう…緑間さんってば本当に尻軽ですね

「っとにカンベンしてほしいわ」「完ペキだっつーの」
それでガッツポーズできる高尾ちゃんなんなの
これを完璧と思える高尾ちゃんもすごいですね。入る前にわかるとかほんと緑間さんのことどれだけ見ているんですか??

「フクザツとは言ったけどなんだろ・・・思ったより全然いい気分っつーか」
→受容していらっしゃる…。何このアガペー
「見てるとつい笑っちまう」
→なんで。いい気分。なんでだ。あれかやはりかっこいい緑間さん見れて満足なのか。こいつ大概だな。
俺たちの技をここで出してくれてありがとうみたいな??
「オレ以上とまでは言う気はねえけどやっぱしっくりきてんぜこの2人も!!」
→ちらっと見えるこの余裕はなんでしょうか?
これ全く負け惜しみじゃないところが高尾君すごいというか、逆になんだよどこまで精神が健全なんだよ。逆に怖いわ。

そしてテンションあがってると火神に言われるとか。
ああそうですか赤司君と出来て嬉しいんですねっ!


私以前の秀徳戦だって負けたところ見れてないんだよ。
才能>努力って見せつけられるのがたまらないんだ。

高尾ちゃんは緑間さんの一番のファンだから、結局あの3Pが好きだったから。だから好きな人の好きなプレイを自分が伸ばせることとか好きだし、バスケも好きだから。
だから緑間さんが誰からパスもらおうと、彼の3Pが神聖であったのだと。
そういうことなんですね。信者。

つまり緑間さんも高尾さんも私が思っているよりはるかに健全で一般人でした。
健全って、まあもちろんホモだとかは思ってないわけですけど、実際のところ健全な高校生やってるわけよ。部活が生活の一部で少し依存はあったとしても、学生生活それも含めて毎日楽しいぜ的な。
バスケが人生の全てじゃない。人生の大部分を占めるほど今は熱中出来ていいけど、それでも高校生ってそれだけじゃないよね。
毎朝チャリアとか休日おは朝アイテムとかうっかりこいつら親友なんじゃないかってアニバスに騙されてましたけど、本編割とあんなに結婚式だった割に、ええ、部活の相棒なんじゃないかな。
一般人だよ…
当たり前だよ400年も他人の能力に嫉妬して愛して相手に「それでいいよ」なんて言われたって愛情とプライドの狭間で血まみれになるのなんて直江だけでいい。

どうしても越えられない才能という壁にもだえて苦しんでいる直江と、あっさりその壁に背を向けてもたれて口笛吹いて笑って高尾くんが私の中に混在してます。