私の年末年始を根こそぎ奪っていってくれたのが最遊記外伝です。
大体年末暇だから何かにハマっていくのよね。
私1巻までしか昔読んでなかったからさあ、外伝のイラストの美しさにはあはあ言ってれば済んだんですよ。
それがなんですかあの終わり方。
泣くしかない。
最遊記は外伝の絶望を経てこそ500年後の本編があるわけで、Fate/Zeroの絶望を経てこそStayNightがあるわけで、わかってるんですけど今真剣に昭和編の続きを読みたくない。
やっぱり阿蘇までやらないのかな…それでもいいよ…。
悟空は大地の子で、混沌の象徴で、金蝉に出会って。「太陽みたいだ」。
金蝉は不変の天界に飽き飽きしていた、でも普通におぼっちゃまで。
観音が何を見出したか知らないけど、観音様はあの性格だから。金蝉が退屈でガキのように駄々をこねて生きているよりは、「生きている」後にいなくなった方がいいと思っていそう。
どれだけの痛みを伴ったとしても。
「後悔するなよ」の観音様の顔すごい思いやりあるもの。
どうでもいいけど観音様の甥っ子の金蝉の両親は？
悟空は本編よりはるかに幼い子ですよ。なんだこの理想のショタは。
悟空の可愛さに割と皆さま道を踏み外してますよ。
お互いがお互いがいればいいと思ってる。自己犠牲なんてまっぴらだと。
おまえは誰かの太陽でいられるか？
太陽でいるために。
太陽や光ってのが未来とか希望の象徴だから。
次はまた 下界の桜の下で会おう。
お願いだから本編のラストこれでお願いしますいやほんとに。
頼むから祈るから、誰か一人欠けて終わりませんよーに！！！！！
なんで金蝉と天蓬が友人だったのかなー。天ちゃんみたいなずぼら人間一番嫌いそうじゃん金蝉。
「戦とは本来自分の理想を貫くためのものですよ」っていう天ちゃん。そういえば皆（李塔天でさえ）自分の理想を貫くための戦だったよなあ。今回は。
glitterが金蝉のキャラソンですけど、作者様が神曲とおっしゃるもんで聞いてみたところ見事に私のお気に入りリストに入りました。
金蝉は悟空を光と思ってて、悟空は金蝉を光と思ってる。また哪吒への想いとは違うんだなって思いました。
いや目の前で圧死とかどういうラストだよまじに…。
本編で目の前で倒れてた（作者様曰く何も考えてない時に描いたやつな）方がまだ救われるよ。
圧死ってなんだよ圧死って。
本編では囚われてる人たちがたくさんいますけど、三蔵が師匠に、悟浄が母に、八戒が花喃に囚われているわけで、悟空は三蔵には全然囚われてなくて、彼は哪吒に囚われていて、囚われていることすら思い出せないなんて、寂しすぎるでしょう。
父に愛されることが全てだった。たとえ間違っていたとしてもそれしか道がなかったんだ。どうしても殺すことが出来なかったから、だから自分を殺して終わりにしたかった。
ねえ哪吒けなげ過ぎるでしょ。悟空と悟浄には哪吒は手を出さないでいてほしいものです。まあ金蝉と天蓬に関しては哪吒も思い入れないだろうしいいか。（おい）
そういえば悟空が大量虐殺したのは疑いもない事実だから罰せられるのもしょうがないじゃんとは思いますが。
それ金鈷が外れたの、金蝉が抑えつけられたからかと思ってましたけど、どっちかというと哪吒の衝撃が強かったっぽい描写ですよねこれ。
お父さん報われてねえなあ。
悟空抱えて走れますか？ってあいつ100kgくらいある！頑張ったお父さん頑張った！
何にかえても俺はその手をもう離せなくなったじゃねえか。
次はきっと差し出すから。
差し出したよねー。ちゃんと差し出したよね。
でもこれ埋葬編呼んでいると、開き直った三蔵様の耳に「声が聞こえた」わけだから、やっぱり三蔵が「三蔵」となったことで、悟空の声も聞こえるようになったじゃないかな。機は熟した、みたいな。
それか500年の封印なんだから封印が解けたときに聞こえるようになってるのかな？
捲簾と哪吒の関係もとっても兄貴と弟（出来がよすぎる）って感じが出ていて素敵です。
捲簾は兄貴体質なだけじゃなくて、哪吒を助けてやりたいって思ったのがベースな気がする。もちろん悟空と一緒に逃げるとか、天蓬の部屋片付けてあげるとか、そういうのもあると思うけど、ていうか金蝉に対してなんて全然愛情ない（普通の人レベル）と思うけど。
何故この捲簾が悟浄になったし…いや悟浄いい男だけどさ…そういうことじゃなくてね…
「生きざまが違うんだよ」とか言うの本当CV平田だから格好良すぎるから死ねる。
一番ね、心に残るのは天蓬ですよ。
大体最初の「いつから僕に席をすすめられるほど偉くなったんですか」っていうところのプライドの高さすごい。天ちゃんのプライドエベレスト級。
そして天ちゃんの妙なモロさは八戒と似ている。だから捲簾も危なっかしくてついていてやって妻夫関係してたんでしょう。
天蓬になってから美しいわ…と思って八戒見たらなるほど美しい…ってなりました（おい）。最初に悟浄が「薄倖美人」と称したのもわかる。
天ちゃんってどこか久保田さんに似てるよ。
しかもなんで長髪なの。本気になる時だけ髪の毛結ぶとか卑怯。
昔部下を死なせたことがありまして。そうか。俺は上官を死なせるところだったぜ。
適材適所とはこのことですね。
相変わらず大胆ねお前。何事も元を絶たないとと思いまして。
この天ちゃん絶対李塔天がムカついたのも頭にあるだろ。自分が踏みつけられて恨みあるだろ。キレたらすごいんですってなるだけで。
それで「本当はなんだっていいんです。憶えていてくれるならどんなことだって」ってあたりとかやっぱり天蓬さんは捲簾に依存している部分少なからずあるよ。
そしてその天蓬さんを大好きなのは部下も同じです。「全員殺しなさい！」の天蓬さん超絶男前。
彼らを書いた作品あるんですよね…これやばいよやばいですはい。
焼き肉の話すら涙が出る。ありがとう竜王閣下。ていうか天ちゃんがガチヲタである。
あのシーン半端無くかっこいいよね莉白。私こういう男好き。なんで八戒好きにならんかったか不思議でしょうがない。
ちなみに平田さんの「どうした？」色気が半端無くて吐きそう孕む
どうでもいいけどここまで天蓬さんこの便所下駄みたいなので走ってるんだよねー。エライ。
ちなみに第27話の表紙絵私すっごい好きなんですよこの二人が。あ、上記作者様のリンクも美しいこと山の如しで大好きなんですけど（このタバコ吸う天蓬さん、しかももらい火ってやばくない？）。
悟浄と八戒よりこの捲簾と天蓬の方がわかりあってる感じがすごい。いや悟浄って最終的に八戒に勝てないところあるじゃない？だけど捲簾と天蓬だったら確実に天蓬の方が弱いわけ。
「また、あとでな」っていう捲簾はもう会えないことを知ってるから。確実に天蓬があとで会いに来ることを知ってるってわけで、そして天蓬も「お待たせしました」って言うわけだから、今生の別れですぐ会えること二人とも知ってるわけでしょ！？？？？？
誇りを胸に抱いて散るその日まで。生きろナタク。骨の一片も残すんじゃねーぞ。
捲簾がいい男すぎてもうダメなのにこの後天蓬ですよはーもう無理泣ける。
ああ…今すごく煙草が吸いたい
私感慨深くタバコが吸いたいとか言い出しながら死んでいく奴に弱い…天上天下の文七とか。
日常であれだけ煙草吸ってる奴にキレてるくせにな。石田彰わかるぞ気持ちは。
でもこれさすがに書きすぎじゃないですか。
いつものようにあの人が僕の部屋を掃除してくれた時にでも。
天蓬本当に好きなんですね捲簾のことが。
煙草が美味しいなあと思って。
これ大腸出てるくらいでは死なないから！！適当に500年後にぶっこんでもらえるくらいで大丈夫だからね！？
そして最後の観音様。いやあれ本当にもうハグで泣くし3人の顔で泣くし泣くしかないって。お前に出会えてよかったと。
これで敖潤さまがジープになった説を聞いたらいやいやいやいやそうくるかい？ってなるよ。敖潤さまそういう意味じゃないよね？願わくばもっと近くで花をってそういう意味だった？
だって「ならば報告を」とかもうツンデレさんなんだから！！！！！いい人！ジープだもんいい人！
そういえば天帝あっさり殺されてたところよくわからなかったけど、天帝ってこの中ではすっげーしょぼい存在ですけど（観音とかに比べて）天帝ってなんだったん？？？
駄目だこのあたりインドと仏教の概念がまじりあってよくわからん。
OVAみたけどなんか捲簾が天蓬の部下って書いてあって？？？ってなりました。
OVAのOPEDなんとKOKIA嬢なんだぜ…泣いた。泣いてしかいねえ。
しかもインタビューこれですよ。
石田：漫然と生きているとそれが当たり前すぎて、「生きてるな」ということを感じないんですよね。
ですので正直、そういう実感が今までの人生でないんですよ。なんてつまらない人生なんだろうな…って、今、思いました。
大丈夫、そういう石田彰私好きだから。
石田：このお話はこういうシチュエーションですという ビジュアルをですね、峰倉先生に描いて頂きたいなと思います。 みんなで苦労しましょうよ。先生も含めてね。
こういう八戒な石田彰も好きです。
以下、先生のインタビューより。
さくら、風唄/森山直太朗、春のかたみ、ナナムジカ、桜/鶴、KOKIAなどがイメージソング。
私の中ではさくらびとですけどね。
天蓬と金蝉の出会いはそのうち描く予定ですと。やったね！！
酒飲んだら天蓬は陽気になった後寝る、金蝉はだんだん顔が白くなって吐く。
金蝉は部屋にバストイレ付きで悟空と一緒に入るそうですよ。親子か。先生が描いたバスタイムの金蝉すごい性的じゃないですか？薔薇の中で髪の毛がゆらゆらして気を抜いている金蝉のおぼっちゃまさ加減最高です。
