食べるということは、生きるということですから。

これがぽっと出てきて、なんだっけこのセリフ…と思ってググってたら嵐ちゃん。
そうだ、空汰が神威ちゃんに食べさせたのをみた嵐ちゃんのセリフだ。
嵐ちゃんは「自分が食べるに値するかどうか考えてる」っていう、そういうこと理性の塊みたいな子だったからそういうセリフが出てくるんだな。
神威ちゃんは小鳥ちゃんのことはともかく、封真のことはもう諦めなよ…あいつ妹殺した男やで。

だいたいBABYLONのこと考えると昴流君もうちょっと力になってあげなよ最初っから、とは思うしな。昴流さんがもうちょっと早めに介入してくれてたら小鳥ちゃんは どう だろう か
昴流さんはもしあの牙暁さんと触れ合っていたら北都ちゃんのことを知ってもっと駄目になっていたかもしれない…。
昴流君の中では星史郎が本当に大きい存在だけど、北都ちゃんはもう別格というか、彼の中のもう一人だもんな。
(うん、しかしこの双子の共依存しているとなると八戒さんと花喃ちゃんですよね…)

北都ちゃんはまったくもってきれいな人だからよかったのにそれでも星史郎さんなんてPに連れて行かれちゃってまあ!

私BABYLONで一番好きなシーンはですね、起きてしまって現実に北都ちゃんがいない世界で、鏡で北都ちゃんを見て、「どんなに似ていてもどれだけ一緒にいても私と昴流が別人だってことを覚えておこうね」です。「気を使うってのと優しくするというのはきっと似てるよ」「昴流もお仕事大変でも「おはよう」って言ってね 私、それだけで昴流のこと、もっともっと大好きになれるから」という北都ちゃん。なんて素敵なんでしょう。
その北都ちゃんに「おはよう 姉さん」という昴流くんとかすでにして闇ですけど\(^O^)/

「それでも私は昴流に生きててほしかった」「昴流をこんなにして一人で幸せになんてなれない」
って言って私でも出来ることがあるって。「私を殺しなさい」。最後に術をかけるために。
術をかけられることを知っていて星史郎さんは北都ちゃんを殺したし、それはきっと星史郎さんの興味。それだけだったのかもしれない。以前に術を甘んじて受け入れるような真似はしないとか言ってたのになんでだと思ったけど、皇姉弟、ひいては昴流君と、そしてたぶん北都ちゃんにも興味があって。
そして星史郎さんはその北都ちゃんに「やっぱり私あなたが気に入っているんだよ」っていわれるの。星史郎さんは確実にPの域だし、そもそも桜塚護を殺したことから考えてもあの一家そういう家だしな。
でも私のあのシーン好きだよ。前桜塚護、星史郎さんのお母さん美しすぎるやろ。愛するほど興味をもつとその愛情表現→殺す。ってなるようなお家芸ですからね。あのお家は。
だから星史郎さんはやっと北都ちゃんに言われて愛されていたことや愛していたことに気付いてしまったのかもしれないね。そう。しまったんだと思う。気付かなければ、「あなたに会うまでは愛することなんてなかった」なんて言って死んでいくような母のようにならずに済んだのに。
「償えない罪は確かにあるけど ひとを愛しちゃいけない人なんていないんだよ 星ちゃん」

どうでもいいけど私ここまでの感想一切本編読まずに打ってるからね 怖い 覚えてる自分が怖い

そして星史郎さんをその身に抱えて生きていく昴流さんとかまあもうなんだかなもうもうもう
あの時に眼をもってきた封真さんの大人の色気やばいし、しかもそれを受け取った昴流さんの未亡人の色気。

 「貴方に誰かを殺すなんて覚悟は出来ませんでしたね 貴方は優しいから」
昴流くんが優しいことをちゃんと覚えていたから星史郎さんも。昴流君のことをそうやって認識していたわけでしょう。
昴流君は「あなたに殺されたかった」。「あなたが僕のことを覚えていなくても数ある贄の一人でも」っていうくらいだから、あの時、殺される覚悟をした昴流君はそこまで考えるほど星史郎さんが好きだったけど、そこまで星史郎さんのことを、ある意味信じてなかったんだろうなあ。
(それはしょーがないけどね星史郎さん!「死ぬ間際に言うことばは本当なのかな わからない もう聞くこともできないから」なんて言われるほど!昴流君を傷つけたんだよあなたは!徹底した人間不信に陥らせよってからにして!)
「貴方はいつも僕が予想した通りの言葉はくれないんですね」というあのセリフはいつか明かされるんでしょうけれど(ex.聖伝)、もうだからなんだよレベルになりつつあるよ。「わたしのすべてをそなたのものに」ぐらいの衝撃はないと信じたい。BABYLON時代の終わりがこれだからもう何も言えないわ。
昴流君はもうあのまま悟りの境地に至っていらっしゃるからな。
その星史郎さんの心はようやく封真によって目を届けられることで昴流君に届くからね…終結はここなんですね…。

まあそんな3人の話はおいておいて、BABYLONで好きなストーリーは、「おじいちゃんいつ死ぬの」ですよね(おまえ)
あれさあ…なんかあれだけ古い話なのに本当に人間というやつは