白鳥大橋夜景

さてそれから銀屏風まで歩こうとして、いや待てと。今まで2.6km歩いてきたわけで、ここから3km歩いてようやく室蘭駅に到着するとかちょっと気がくるってない?と思い、まあしょうがないから1.2km歩いてバスのるかーと思ってたら。
還暦間際の素敵なお姉さまにナンパしていただいてヒッチハイクしていただきました。
いやーすごいありがたかったし、一人旅同士とってもよかったですありがとうございました!ここで言っても伝わらないけどF出身のT様。(キャラとして車乗れるMさんって感じ)
というわけで図々しくも全力でのっかった形になりここからの旅は車です!

まずは祝津公園展望台へ。夕陽を見に。
私ミラージュとオーラバのおかげで残照が大好きなものですから、夕陽というだけでテンションあがります。
海に沈んでいく太陽を見るとああ、高知を思い出すなあ、って。
好きなんですよね。これもう理屈じゃないんだ。朝苦手すぎて日の出見れないからないつも。

そこから見る白鳥大橋も夕陽に照らされて美しいです。
遠くには蝦夷富士も見えるんです。まあまあ富士山見てテンションあがる人種ではありますが、蝦夷富士と呼ばれるだけあって、一種独特の存在感があります。

きれいきれいとテンションのあがった私たちはそのまま測量山展望台へ。
もともと明治の陸軍が測量のためにのぼった山らしいので、まあ最御崎寺に行くような車道のさらに整備されていない道ですよ。必要なのは運転技術。しかももう夕陽の落ちた道です。
いやー私これ絶対無理だよ。ありがとうございます。

ライトアップされた展望台。そして室蘭。
ライトアップといっても、工場の明りなので、人間の営みといった感じがします。
自然と科学の融合っておっしゃってたけど本当にそう。だって休日なのに今日も煙が立ち上ってる。一回落としたらまた再稼働にエネルギーがかかるんだろうな。
素直に美しいと言っていいんじゃないでしょうか。私は好きだ。製鉄の町。蟹甲将軍。

そして白鳥大橋を渡る。これ車しか入れないんです。
1380mと思ったより距離があって、これをかけた人間がすごいなーと。
でも確かに東室蘭を経由しないと室蘭にはたどり着けないとなると、作った方がよかったんでしょうね。
人間のそういう強さがやはり営みで美しいと思います。

白鳥湾展望台まで行って夜景を見て戻ってきました。これにて室蘭終了。
よい出会いがありました。ありがとうございました。

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