真田丸 信之

本編もすごかったけど、予告のせいで全てが吹っ飛んだ。
なんでだ。なんで父上のうきうき九度山ライフを見せてくれないんだ。
数少ない穏やかな時期だろ信繁にとってさ。あの父上がなんだかんだ楽しんでいる姿をみせてくれ。あんな、御屋形様を求めている姿じゃないんだ。つうか11年だかを一瞬で見せすぎだ。やめてくれ。
私父上大好きなんだよ。父上がいたからこそみんな好き勝手やれたんだよ。
哀しいなあ。来週正気でみれるかしら。

関ヶ原の戦いが終了しました
先週一瞬で終わって超高速関ヶ原と言われ、いやいやいくらなんでも来週あるよ、あれだけ刑部や治部を描いてきたんだよ?という大方の予測の中、ま じ で !!!何もなかった!!!
あの完璧な布陣が崩れて行くのを見てしまう治部殿とか、裏切るときの金吾の顔とかその周囲にいるはずの\和睦の道は/\ありません/江雪斎様とか、金吾が裏切ったときの刑部様とか、非常に暑苦しいでもお家騒動で大変な宇喜多様とか、総大将なのに蚊帳の外な毛利様とか、何故か敵中突破していく島津様とか、そういうのは各自頭の中で補完しろってことですか。

●キレるパパ
そりゃあキレるとは思いますがこれが噂の、関ヶ原終わってもまだ森さんちに突っ込んでったパパですか。八つ当たりの戦とはまさにこのこと
床を殴るパパの、やり場のない悔しさが、まじでパパ怖くてですね、すごいなこのパパを止められる源次郎さんと思いました。怖かった。
戦がないと生きている感じがしないパパ。清盛さんの晩年みたいな。
出浦様まだ養生してましたけど、ゆっくり休んでくださいね
「上田でちょこちょこっと戦っただけ」「こっちが勝ったというより向こうが勝手に負けた」という姉上まじ名言です。

●かつて同僚だったとか平野様がしみじみいってるけど、ここの真田の人たちは親兄弟でわかれてるのでどうでもいい感じがすごい

●舅殿の愛が深い
藤岡さんのインタビュー読んだら、日本に現存する最古の武士感がすごい。
「剣術だけではなく、槍、手裏剣、小太刀、薙刀のトレーニングを行っています。いつも真剣を使用しているので、殺陣で使用した槍は僕には軽すぎて、ちょっと違和感がありました。」蜻蛉切すごいね
そしてお兄ちゃんへの愛が深い。なんでおまえがここにいる感があると思う。
平八郎は初めて無理を言います、初めてあなたに逆らいます!っていうけど、平八郎割と無茶はいつも言ってると思う、「さあ殿も一緒に鎮魂しましょう」とか言ってた彼を忘れない
そして「上田にたてこもり討ち死にします」とか勝手に言い出したのに「ええええええ」って顔したお兄ちゃん、まさにあの北条のときに「われらも髻を切る」とか勝手に言い出した上杉さんに「えええええ」って顔したパパそっくりでした。
そしてドSさく裂させた家康さんの前でお兄ちゃんいいよ…いい顔しているよ…!そこでいい顔するからそれで許してくれるんだよ徳川様は…ケロっとしてたら案外あれだぞ、さらにドSなことを言われてたよ
「わしの意地じゃ」って兄上かっこういいいいいいい!!!!!!!

事後処理の達人になっていく信繁

彼が大阪で磨いた技術のうちの一つです。

いたねえすえちゃんとか…本当に信繁のどうしょうもない家庭を振り向かないこの感じ
まじかよすえちゃん16歳になったんかい。「父親らしいことは何一つとしてしておらぬゆえ」 ←これほど「せやな」感がある台詞もないわ

●父上に対するスーパードSタイムの始まりである

なんか九度山に父上いた時結構楽しそうだったんだけどなあ。 武田時代からよほど家康さんは腹にすえかねていると見た。

この、九度山への蟄居ってすごい呪いだね…なんというか、「これからはゼロとして正義の仮面をかぶり続ける 永遠に」みたいなルルーシュの呪いみたい…

それを見る信繁の「絶 許」な顔

●大阪の人たち

金吾様は正気を逸した描写をした挙句、ナレ死です。

茶々様は「いずれまた」と少女のように微笑む。ってまだあの山吹持ってたんかい。信繁のはとっくにきりちゃんたべちゃったよ!!

●そして治部と刑部

「治部 楽しかったぞ」って刑部様なんなん、あなたはなんなの
これはこれですごいホモですね…関ヶ原完全に刑部に焚きつけられた治部の自爆じゃん

加藤様は治部さまにうたのこと頼むとか言われたのかなあ。まだつるんでる福島加藤だけど、うたちゃんのことはちゃんとかくまってるんだね。これ加藤様はうたちゃんを西軍の将のところに行かせて夫の最期を語らせるの、完全に自縄自縛じゃないですか。
加藤様ぷっつんした石田の妻の面倒見ているとかとんだ…とんだ友情… 加藤様と治部はちゃんとした友情ですねえ、佐吉とか言ってさ。

そして治部は「刑部」って言わないのかよ!!!!!! トシって言われたり治部っていわれたり全く愛を授けられながら死んでく山本さんだけど、組!のときはかっちゃんって相思相愛っぷりだったからいいけど、今回治部は刑部ってだけでもなくて豊臣の殿を追っていたんだったらこれ…ワカドクロやん…今度は迷わず殿のところへ行ってね。

●きりちゃんへの告白かと思ったらもう何もかも越えた幼馴染であった

治部様のことを信繁が好きなのって、完璧にこのツンデレなところが波長があったんじゃない? きりちゃんしっかりいるの笑えるなあとか思うけど、内記様がいる以上別にいてもいいのか。父がいるのに手を出す源次郎の九度山ライフ最高かよ。

あと、お姫様でいさせたかった、っていうお母様とお兄ちゃんのシーンめっちゃ辛かった。だいっすき。泣く。

●今週の上杉は?