せっかく呉に行ってきたので私が読んでいる本がこちら。
須賀さんの本は好きですね。
主人公の会津出ってこんな戦時中も言われてたのね。確かに戦争までの会津、というか東北に対するあたりの強さは割と尋常じゃないところがある気がする。経済格差、226事件に発展するほどに。
「ならぬことはならぬ」とか懐かしいな。スイーツ大河になるかと思ったら会津編はマジだったからなあの大河。
そうやって耐えてきたからの「負ける戦をするくらいなら逃げろ」、そのかわりぜったい勝てってのはいい教訓。
戦前の日本に教えてや。
私はいからさんのせいで関東大震災の前って前震とかあったのかなあって思ってるけど、これ見る限りあったんだね?
ていうか関東大震災って小さい山一つ土砂になったんだね。
そんな中骨盤内出血ってわかって内腸骨塞栓とかどうやってしたんだ。CTとか造影とかない時代の医療がまったくわからん。
真夏に地震おこるの相当最悪だよな。感染的な意味で。3月の東北でさえアレだったんだ。
しかし海軍ってリアルな海軍(つまるところ秋山さんたち)を思い出していいねえ士官学校ってなる。
彼ら割と同期でつるんでるもんな。
そして上には逆らえないからってそういう場所以外では滅茶苦茶頑張ってしまうところとかリアリティあり。
あとさー、弥山登山が海軍の競争に用いられていたとは知らなかった。我々ミラジェンヌは海軍になれるんじゃないかこれは。あ、加瀬さん海軍だった。
紺碧の果てを見よ。皆川の可愛さにやられるところだよこれは。
肋膜炎とはそんなに皆が死ぬ病気であるのだろうか。
私226って海軍がそんなにキレてるイメージなかったけど、そうだよねとんでもない人選だよねこのクーデター!
実際日中戦争なんてどっちが先に殴ったかもクソもないような始まりだとは思っている。
そして日中戦争はじまりまでは、大正ロマンの世界だったんだな。
内地と戦地の落差に死にそうになる。
江南は雪ちゃんがブラコンさく裂させた瞬間に居合わせたから惚れたのかい。
鷹はもう戻ってこないから。
だから一緒にいてくれ。
きっと江南もそうだ。そんな愛情を持っている。
早苗ちゃん「あのあざで23歳だから先方も必死になる」この発言死にたい
しかしラバウルの話を読んだ後だとつきささるわこれ。江南。
一番主人公が落ちついていると思ったら、自分の信念にかかわることだとガチキレする会津人であった。
毎週分厚い意見書を送りつけるとか木戸さんかよ。
呉に大きい船が資源食いだから出せなくてつながれてるってまさにとうらぶ。大太刀の資源食い半端無い。
池田屋になると短刀ちゃんだもんね出番だよ。
はーしかしひさしぶりにあれですね、須賀節。でした。
最初のゆきちゃんの手紙で震えてましたけど、ひとまず家族を守る防人として生きることができてよかったです。
大和の、おれたちは一度負けなければならない、その先人となる、っていうのもね。