フランケンシュタイン あきかずラスト ソワレ

フランケンシュタインは私の性癖を直撃してくる話でした。

最初からすべてのテーマソングのBGMが流れる、なんとなく金管がうるさい。
しかしBGMがよすぎる。よしCD買おう。早く出せ。

最初全裸の和樹(大事なとこだけ隠れてるからむしろダビデ)を身長差ある中川君が引きずってくるから目を疑った。なにこの最初からクライマックス。 そして陸揚げされた魚みたいに和樹がばったんばったんするからちょっと。関節明らかに変な方に曲がっている。痙攣はでもなんかもっと恐ろしい動きをするからこれはこれでいいんだけど、推しが人間やめたみたいで怖い。
しかし和樹太もも太った?

アンリがもともと軍医であるから生かそうとしてくるし、和樹もなんか正義の人という中のイメージあるからうんうんっって見ている。つくづく軍服着て屈服させられるのが似合う。
そこにあっきー登場。待ってあっきーイケメンじゃない?一瞬っていうか最後までかっきーなんじゃないかと疑ったくらいイケメンだった(写真見たら歪みなく**なんだけど)。
ところでビクターによりアンリは生命工学をしていたことが判明。なんだこのアンリお前もか感。
ビクターからアンリのナンパはこれアンリ恋に落ちただろ、と。そもそもアンリはあの瞬間、というか軍医になった時点で死んでもいいと思ってたところはあるみたいな。人間の魂に絶望したとかなんとか。いや清廉潔白な和樹らしい。それにビクターはいやいや「生命そのものの定義を変えるんだ」という全くあたらしい道を示す、ことでアンリの希望になったと。
和樹の「狂ってる♪」って歌詞1789みある。あの子を正義サイドに置くの好きね。

唐突の ルンゲの ギャグ これ日替わりだったのね。そーまさんって私の中ではフランツヨーゼフなんだけど、こんな面白い人だっけ?
エリントン将軍がワーテローでナポレオンを破ったっていつの話だ。結構(この技術の進歩にしては)昔の話だな?

いやーでも和樹上手くなったねえ
あっきーに命令ですか?ってきく和樹イケメンすぎてむかつくレベル!!弄ばれてる!
アンリは夢を見たかったのかな。夢を見れなくなって研究が続けられなくなって生きている意味がわからないアンリにビクターは夢を見せてくれたんだな。
和樹は理系感あるから「彼を手伝っていたいんです」に、人生=研究となる男の生きざま二人を見ることが出来る。逆にこここにたんは「信じていたいんです」ってのたまったらしく、生命倫理に対して二人とも阿保な研究者が出来てしまった感じあるよね…。

ビクターの圧倒的コミュ障っぷり!!頑張って、もう少し!!!
アンリがえっ、って感じになってる!
そして坊ちゃんから漂う黒執事
ジュリアの歌はなんかそこまで。勘違いだよね^ ^みたいな。音月さんはカトリーヌやってたときのほうが良い。
追いかけていくエレン。からの弟が「脳が爆発した」って。そしてアンリも出てきてエレンを落としていくこの手法がまさに和樹。
「どのようなご関係ですか」って、え??どんな関係なら満足するんですかおねえさま?

ビクターの過去話。またこういうマザコンの役を中川君は(M!もそうだったわ)
生きる意味について。ビクターに誰も教えなかったんだね。ルンゲもちゃんと執事してるから結構長い付き合いじゃん。虐げられていた割に。
孤独に生きる。エレナもルンゲもいたけどそれは理解し得なかったのかな。だろうな。天才の世界だから。
自分が蘇らせることができると思ってしまったらそれは盛大な厨二病だろうけど、母の死を受け入れることは出来ないだろうし、父の死もしかりだろう。

さて酒場のシーンのあっきーちょう可愛いし、そこで飲みすぎだぞと嗜める和樹まじおかん和樹。和樹の素でこういうこと出来そうなところほんとすき。いつかのブギナイ柳回みたい。
僕は何にもできないんだって駄々こねるあっきーにそんなことないぜ、今日は酒飲んで全部忘れようってなる和樹まじ和樹ーーー
ていうかアッキーと和樹近いな
和樹がさらっと酔っ払いの面倒見ているし、絡まれた男ものしているからヒィってなる。
ラストルンゲへの「おまえはいいやつだ」のイケボの使い方わかってる感じといい、人間の愚かさに絶望したといえアンリ学生時代は結構人気者のリア充とみた。
なんかシャーロックか。

一転して処刑の話なんだけど、、、
待ってまじでビクターキチガイじゃん?友人が自分をかばって処刑されるのに?その首が欲しいってどうかしている。そりゃあお姉ちゃんもさすがにひくよ。
そしてそれをもってして「新世界の神になる」中川さんってこれダブルキャストかっきーでしょデスミュ再演おめでとうございます。
でもなんかボロボロになりながら僕のせいだからって言いに来て泣き崩れてるビクターみたら許せた。この子はそういう研究者でありながら、同時に友人を大事に思う心も持っちゃった天才で、なおかつ幼児なんだよね。あーもう許せるそれはしょうがない。小さい子はぎゅっと抱いてあげるべきです。

それでそこから怒涛に和樹がおしよせてきて泣いた。とりあえずずっと泣いてた。私が。あれだけだーだーに泣きながら見ることもなかなかない。
夢見る瞳に恋をしたってあああラブレター(どっかで和樹がこれはビクターへのラブレターって言ってたわ)だし、そこで突き放して笑ってよとかもう最悪の別れ方だし自己犠牲たまんねーとか思うわけだけど、アンリ的には自己犠牲っていうより自分<ビクターなんだろうなっていう理系の研究者にある理性に従って行動している感じ。
でもここで君は太陽来ちゃったーーーー!!!!!太陽はだめ!あんな太陽みたいな男に太陽って呼ばれたらもうだめだろそれは。最遊記もそうだけど太陽発言する人は重みを自覚してください。
どうせ君に救われた命だしねって軽くいうけどアンリ生きたかったでしょこれ!
あんたに救われた命だからあんたに返すよっていうアレ思い出す。
夢の中で生きれたら。身長差あって泣く。和樹でかいしあっきー小さくて繊細なんだもの。
泣きながら歌う和樹に私も大泣きでしたけど、あれ泣き真似かと思ってたら毎回泣いててとくにこのあっきーとのラストはガチ泣きだったんですねwよく歌えるわ。さすがテニミュ時代から一応泣きながら歌ってただけはあります。

ここはトーマの心臓なんだなって。
僕の心臓をあげる。君にはわかっているはず。
君はもっと飛べるから。君の価値を僕は誰より知っているよ。

スーパー怪物タイム
愛しい魂っていうビクター。ビクターはやっぱりアンリがアンリだからこそ愛しいと思ってたんだろう。
身長差のせいで和樹を鉄のベッドにおくときに完全に覆いかぶさっててまあ、私の性癖だわこれ。
そして起き上がる怪物がM字開脚するわすごいプレイじゃね?
このさ、戻ってきて、アンリが蘇った、大丈夫、怖くない、ってコートをとってもらってそっとかけるじゃん、寒い?とかいいながら
ここも結構白痴萌え性癖直撃です。
つまり怪物さんはたぶんルンゲが銃向けたりしなかったら殺さなかったんとちゃう?そりゃあ遊びの区別付いてないから最初は暴力とは何かを教えないといけないけど、それはビクターおまえが教えるべきことで、でもルンゲいなくなったらもうどうしていいかわからないのかもしれないね。

ジュリアの手に噛み跡があるって、好きな人のあとが付いているって結構なプレイ
創造主っていい方なんかエロいな。っていうか和樹エロいな。知ってた。

ここからは2役で、怪物がみたのかそれとも想像しているビクターの悪夢かよくわからないけど。
衝撃の事実だったのが、私これ最後までジャックが中川さんと認識してなかったわ。歌上手い人いるなって思ってました。
「最近思春期なんだよ」のあたりのぐだぐださが滝川部長じみている。
そしてまた和樹への焼鏝 焼鏝俳優とは
怪物和樹がやってるのはわかってるんだけど、人間の尊厳って確かに中身なんだって思いました。とてもアンリと違って尊厳がない。西行法師が異形が出来て捨ててしまったのもわかる。
クマ美味しいはtwitterのせいでなんかもうわらえてきた。

北極に行きたい。誰もいない。誰も傷つけない、傷つけられない世界へ。
これ自分が世界に傷つけられていると思っている人の発言で、カトリーヌはそうかもしれんけど、和樹はかつてさーやにそういう種類の発言されていたから、和樹もあんまり誰かを傷つけたい人間じゃないないしな、とカトリーヌとのハグを見ながら思ってました。
あれお母さんのハグや。
そしてちょっとずつ言葉が戻ってくる…ほらアンリゆっくり教えこめばよかったんだよもとがアンリなんだからよ!
カトリーヌは自由になりたくて、誰にも支配されたくなくて力強く生きようとする、その方が音月さんには合っている。いいナンバーだった。明日がもうないだろうことも含めてそれでも明日を夢見ているところ。
まあ1滴でいいとか言われてる薬を全力で盛りに行くドsだが。
あの時の和樹の、何かをもらったのは初めてだったみたいなお水もらう顔が泣ける。

さてエレンを濡れ衣着せて殺しているわけだけど、これアンリが濡れ衣着せられて殺されていることと関係あるのかな?深層心理でやっぱり恨んでたりしているのかしら。群衆に祭り上げられていることとか。やや逆恨みですけど特におじさま!
まあビクターぼっちでよかったね犠牲者少なくて。
俺だけを見ろという生み出された子供の嘆きがアグレッシブすぎる。

心臓じゃない、心なんだ、と

懺悔しても時は戻せない、のあっきーの歌でまた泣く。

北極に行く、と宣言したとちゅうで迷子の少年にあうときにはもうこれアンリの記憶戻った怪物さんだよね?「あのほしになりたかった友達」っいうのの深みがね!叫びじゃないから!お話、おしまい、のところとか。いつか将来化け物と呼ばれるだろうけど今は生かすってこれもうアンリ!アンリいい男だからね!
あのほしになりたかった友達。
幸せになれるという地の果て、北極。蓬莱か。最果ての地。岬だわ。
ここまでおっかけてきたビクターは、もうこの世に自分のことを見てくれるのは怪物しかいないし、逆もそうなわけよね。「これでおまえも一人になるんだ」。
ヘルとヴィクトールかよ!惨めに朽ち果てるがいいだろう!
(これはこにたんはおまえはひとりになるんだって言ってたらしくてうわあああああもうってなった。和樹の怪物は自分も一人、そうやって自分を一人にしたビクターも自分と同じようにひとりになってしまえ、っていう絶対的主に対する執着があるし、こにたんの怪物はおまえは一人になる、アンリ、そして自分という怪物という繋がりさえ絶って、自分の手で唯一絶対の孤独にしてしまいたいという、陶酔型の執着を感じる)

で殺してほしいアンリとどうしても殺せないビクター、わざと襲って殺してもらうアンリの、「ビクター」ってあれは!反則!!
だからビクターにもあれはアンリってわかったし、また蘇らせたときと同じようになるわけじゃん
このデスミュエンド(そして誰もいなくなった)アゲインに雪がしんしんと降る感じすごいね。
いやそして誰もいなくなった…ってアテレコしたくなってしまった。

あのときの怪物はもはやアンリだったし、でも以前と同じようにはいられなくなってしまったわけよ、怪物として生きて、そして知ってしまったし、やっぱりビクターを許せない気持ちはあるし、でもアンリなんだよ、ビクターにそそのかされて(この書き方するとビクターという悪魔にそそのかされて天国への道を踏み外した結果怪物になって天国への道を閉ざされた被害者みたいになってしまうけど、ここのビクター科学という力で神に勝つという科学者で、あまり悪魔なイメージがない)自身でも彼の研究を手伝っていたくて、最終的には自分をつかって研究としてほしいと、そして新しい世界を二人で夢見た人なんだよ…って。
アンリ自身も戦争の地獄を見てそして次には闘技場での地獄を見るわけじゃん、でもどっちも人を人扱いしていないことにかわりはないのかもしれないし、そこで彼らの記憶の統合がおこっても不思議はないよね。
だからラスト、やっぱりアンリ(怪物)はビクターのことを許してたし、でもこれ以上を求めることも出来ない身動きできない場所からの救いを求めての「ビクター」だったのかなと。
やっぱりもうビクターのそばにはいられないけど、ビクター、僕は君のことを誰よりも想っているよ、という、処刑される前と変わらない思いがあるよ。
君の手で僕を殺してくれないか。

あっきーが和樹にカテコで投げキスしてた。
アッキーラストなので和樹が(完全に魂抜けてるのに)司会。あきかず2回出てきて内緒話しているわ和樹があっきーの腰抱え込んでるわそうとうあっきーにダメージいってるなと思いました。
しかしカテコの音楽に合わせてあっきーが頭下げるところのリズム感が心底あっきーの芸術性が高くて死んだ。

これ失楽園エンドをあきかずで言ってたらしくておいおいおいおいってなった。
そして和樹的には怪物さんとしてはビクターがこっちだけむいてくれてうれしいってことらしい。
完全に2歳児の発想であるどうもありがとうございました。