ユナイテッドエアラインの事件は何が悪かったのか?

BBCの日本語訳を自分でやろうの会発足1回目。
これ。

日曜日におこったユナイテッドエアラインによくある(航空会社によくあるオーバーブッキング問題は、男性が血を流して席から引きずりだされ、より悪い印象を航空会社に与える結果となった。結局何が悪かったのだろう?

フライトにおけるオーバーブッキングはいつ何時でも起こる。航空会社は(空席は費用負担になるため)利益をあげるためにフライトしない乗客の数を見越して座席数より多く売るからである。

このケースではユナイテッドは提携地まで4人の自社員をはこぶために4人の乗客と交代する必要があると、フライトまであと数分のところで決めたことから問題が生じた。

オーバーブッキングがおこったとき、まず最初に、乗客にあとのフライトに乗り換えるように提案することだ。日曜日、乗客には400ドルと1泊のホテル、次の日の午後のフライトが提供された。

誰もその提案に応じなかった時、800ドルに値段をあげた。まだ誰も応じず、マネージャーは(機内ののりこみ)フライトを決行し、乗客に4人を選んでここから降りてもらうことになると告げた。
board the flight

その選択はさまざまな要素に基づいていたが、よく使う乗客や、高いお金を払っている乗客はフライト出来るよう優遇された、とユナイテッドのスポークスマンは確信している。

選択されたカップルは自主的に去ることを選んだ。3人目の乗客、これは強制的に移動させられた男の妻であると報告されているが、彼女もまた従った。男性は、自分は医者であり明朝患者を診なければならないと言い、断った。

この時点でユナイテッドエアラインは他の乗客を選ぶか、1350ドルにお金をあげる、ということが出来たかもしれない。

ユナイテッドのスポークスマンであるエリン・ベンソンは、他の乗客は捜されたかどうかは確信できないとしている。彼女は800ドルまで申し出がなかったことは認めているが、なぜかはコメントしていない。

目撃者によると(ejected=追い出す)断った男性は医者で明日約束があると言ったらしいが、そこは確定していない。これは日曜の夜のフライトで、次のフライトは月曜の15時までなかった。

目撃者が言うには男性は(bump=押しのける)されそうなことに「非常に激怒」していて、弁護士を呼べと言った。エアラインのマネージャーは彼に、承諾しないと警備員(治安当局)を呼ぶと言った。

この時点で警備員がやってきて、(最初にまず1人、つぎにさらに2人)何か声をかけた。ビデオが示すように、彼らの話し合いの結果として最終的に彼はシートから床におろされ顔面から血を流して引きずられていった。

ユナイテッドは離陸(降機 leave the flightを拒否する人間を強制排除する権利を(規定上は)技術的に technically持っており、この(対応手続き)段階 stepはエアラインのガイドラインの一部に記載されているが、この例はきわめてまれである。

運輸省によると、2015年には主要なアメリカの航空会社が61300万人運んでいるが、(本人の意志に反して)46000人がフライトを拒否されている、0.008%以下であるとのデータだ。

だいたいが乗り込む前に知らされていると、乗客のadvocacy=弁護であるチャールズは言っている。彼は暴力的に乗客が飛行機から引きずり降ろされたのは見たことがないと言い、胃の痛いことだと言っている。

飛行直前の数分で乗客が(スタッフのために)降ろされたのは極めて異常なことだと彼は言った。(スタッフを移動させる必要があるなら、それは事前に把握して予約受付の時点で配慮すべきだという。)

アメリカの航空会社は伝統的に遅れるしサービスは悪い、そしてreadily=たやすく利用できる情報が不足していることで、この様な状態においてエアラインマネージャに(言いなりになってしまう)頼りすぎである?
a lack of readily available information about their rights meant they were too dependent on the airline managers in situations like these.

「我々の期待はとても低いので乗客はこれを受け入れ始めている」と彼は言う。「彼らは受け入れるなければならないべきではないことは(社員の席をつくるために)フライトから引きずり降ろされたことだ」

CEOは、「ユナイテッドの全員が困惑し動揺しています。乗客を振り替えなくてはならなかったことを謝罪します」、「喫緊に当局と協力し、事実関係を詳細に調査する」と表明している。)

Oscar Munoz, CEO of United, said in a statement: "This is an upsetting event to all of us here at United. I apologize for having to re-accommodate these customers."
Mr Munoz said the airline would review the event and "reach out" to the passenger, though a spokeswoman could not confirm whether United was in touch with him yet.
 


彼は航空会社は(乗客と直接話をhして問題にさらに対応し解決するため)このようなことをおこったことを振り返っていると乗客につげたと言ったが、スポークスマンはユナイテッドが彼に接触したかどうかわからないといった。

フライトでなにが起ころうとも、そして詳細は確実にすぐ明らかなになるだろうが、ユナイテッドにとってはよくない日だとカールは告げた。航空会社は他の件もおこしている。二人のレギンスをはいた少女を、それだけのために乗客拒否しているからだ。

「これは乗客にとっての授業ではなくて航空会社にとっての授業だ」と彼は言った。「これで乗客が学ぶ唯一のことは、警備員がきたらあなたは降参すべきだ。なぜならあなたをひきずられ唇をはらすことになるから」