レディ・ベス 2017年

えっと和樹初回に行ってました。
平野×和樹×ゆん あと吉沢さんか。

とりあえず 
フェリペとはなんだったのか
いやこれな。
この少女漫画みたいなベスとフェリペがのちに大戦争すると思うとわくわくするね、フェリペ、ベスをなんで助けてくれたのかわかんないくらいの愛しか見せなかったけど。ロビンにもね。
知らんうちに国に帰るくらいのフェリペですから存在意義をもうちょっと。
頼むから…笑いとってくだけじゃなくてな。
あ、そう、古川声が出てるね!テニミュから、ルドルフから、成長したね!気を抜くとまだふにゃ声だけど、だいぶよかった!
あとクールヘッドで女装してた?のはなんなん、ルナールにあすなろ抱きされてたのなんなん(これ私初演でもやってたの見逃してたわ!)コルセットで女装して遊んでる王子のお目付け役とかめっちゃ大変ルナール。
出番的な意味ではルナールもったいなかったし、前回もスペインのため以外でなんであの女は消せ!なのか、よくわかんなかったし、しかも今回あれよ、「クールヘッド (頭とんとん)」がなかったの!だから暴走天才王子も止められてないし甘いね。
というかこの3年で成長したのかなゆんが。

前回テンポゆっくりで歌の連続だったが、もうちょっと落ち着いてた。背景を知らない人にも分かりやすくしている。そのぶん割りを食ったのはスペイン組かな。
敵としてはガードナー一強じゃなくてルナールいるからキャラが混ざるし、ルナールもうちょっとなんとかなったよな。


平野が修行してきたのは周知のとおりですが、うん、だいぶ素敵な感じでした。
このPVでも同じところを抜かれているので、制作陣もたぶんそれを推したいんだと思う。
平野の、あの押し出していく一辺倒なところは以前から言われていたし、「傷跡なぞる」とかああいうハルヒみたいなときとかはともかくレミゼエポでもさんざん言われていたし、コンスもそうだし、秘めた思いとかも以前はそうだったのですけど、結構今回そういう歌い方を改めてよりエモくなっていたので、いい感じで修行できたんだなと思いました。
お花さまは逆に可愛くなってるよね。でもどうしてもこの話は Lady なので、お花様よりは私は平野のベスが好きかな。
だってお花様ってもはや生まれながらの女王だもの。Ladyかなあ?

ただ平野はやっぱり歌手なんだよなあって、そこは和樹と一緒に歌うときの我の強さもそうだし、ブレス音がね、入る。これ優也からゆんに黒執事がなったときに本当に思ったんだけど、そのブレス音好きだよでもなくてもいいんじゃないっていうやつ!!いったんないver聞くと気になる!!!

そしてストーリーもだいぶ変更になって、それはそれとして意味がわからなかった初演のシーンもだいぶわかりやすくなっているけれど、でも私は!ロビンには!もっと自由人でいてほしかったんだ!!!!!
最初から反体制派の和樹は1789かい。
ロビンは青春を体現した人物ってイケコ言ってたけどもうちょっと知能指数高そうだった笑。ロビンは自由を体現する人で、だからこそベスに夢を見せてあげれた気がするのだが、というか微笑みさえ~のところなくなってたな。だからそういうロビン像じゃない感じね。自由なアーティストではなくなり、もう少し知的に。逆に暴走型になっている。自由意思で自分を選んで欲しかったんだろうな。
途中から迷ってるベスをみながら、すってうつむいたとき、だいぶロビンはベスを受け入れたんだって。そして愛を貫く歌がないぶん、盛大に振られてると思った。
ジャグリング減ったわそういや。
もうだれとも結婚しないの曲はいらないなと思ってたからいいけど、女王ってびしって切る曲もなかなか。前は責任の方が重いのよで切り捨てたロビンを丁寧に振ってた。ロビ振られてんのってずっと思ってた。
ロビンがとにかく積極的で、それは前作の自由なアーティストだったロビンと異なるけど、その分別れのシーンもがっつりだったから、ほんとにladyに別れを告げたんだなって。
初演のベスはおまえなにしたよ?ってレベルの受け演技だったけど、今回は割と自分の意思だった、自分の意志で女王になった。
このロビンとベスならこれからも会えるね。いつでも。あいにいけるよ。愛のハートがあるからね。このセリフ言っても特に違和感ないからすごいよね和樹(私だけ?)
そういえば和樹焼き鏝なかったねw

しかしそれだけにラストのお姉ちゃんとの和解は絶対ほくそえんでるって!ベスもうちょっとしたたかやって!とメアリに言ってあげたくなった笑
そうメアリが吉沢さんって、未来さんよりも弱いの。女性的。
メアリは弱くて、それはヘンリーへのトラウマだろうけど、だからこそ神を信じたし、そしてだからこそベスの前に膝を折らざるを得なかったと思う、そして強かなベスはその隙間で生き延びた感じ。
未来さんに比べて繊細なメアリだけど、未来さんは自滅していったのに比べて、吉沢さんはフェリペにたいしてもそうだけどとっても女性的な弱いひと。ラスト和解もするだろう

アンブーリンは初演はもはや肖像画のような能面、概念としてのアンでしたが、今回は母でした。
私初演の生きる価値はあったの?愛した価値はあったの?が好きで、今回ヘンリーに愛されてるアンを見たから、さ迷う亡霊じゃなくて、本当に自問自答なんだなって思いました。
そして、その答えはベスで、余計愛を注いでいるような、人間らしいアンだからこそ、ヘンリーの擬人化はいらねーよと!あれは概念!(最初の子役必要?私あれいらないと思う)首切り役人も前回より死のイメージではなくて、それはアンの愛がすごかったから。揺るぎない。守ってくれそう。アスカムと夫人は逆に一人でもよかったんでない?今の王になってほしい親と、昔の幸せになってほしい親と。

石丸さんが忙しくてゆうさんオンリーになりましたが、ゆうさん笑えるくらい握りこぶしおかわりなくww
っていうかやっぱり改めて思うとアスカム先生他人事感半端ないのどうにかならないの?

やっぱりあんなに豪華キャストでいく必要なくない?もっとシンプルにいけたはずだし、たくさんいるからこそ、もっと歌わせてもっと魅せてって物足りなくなる。涼風さんとかあれだけ?あの歌だけ???