アテッサの邂逅

相変わらずガウリイの使い勝手が良すぎてしんどい!!
ガウリイの天才っぷりが凄いし、どんどん野生に近づいてきている気がする。ゼルの名前覚えてたのはえらい。ゼロスを覚えてたのは偉いなと思いましたが、よく考えたらデモン・スレイヤーズ!で奴は出てきていたんでした。デモスレが昔のことすぎて忘れていたぜ。
デモスレで、ほぼプロポーズまがいの事をしたガウリイさんですが、今回はあらいずみ先生のイラスト以外は特にそんなこともなくお部屋も別々(だよな?)、ゼルアメも特にツッコミもなく、普通の相棒の面が強く出ていたように思います。
ゼルの登場シーンは読んでいて、あ、ゼル?って思ったくらいなので、思春期に読んだ本は怖い。
アメリアはリナがダイナストやルークを倒している間にちょっと成長していて、それがまた王族としての自覚に伴うものであったことがとても嬉しいです。そういう意味ではゼルは何も変わっていないわけですが…
あと覇王はボコッたわけではなく、こっちに出てきてたやつをなんとかボコッただけだ(まあ魔族にとって、人間にこちら側だけでもボコられるのは相当のダメージという点では、ボコッた、だったろうが)。
それにしても多分アニメの見すぎで、アメリアがリナさんと呼んでいないことに違和感がある。辛い。
あとやっぱりガウリイがリナをお前さんと呼ぶの好きです。

今回はタリスマンがなくなった後のリナのいき方だけれども、リナの本質は5巻でゼロスからタリスマンをパクった前と後で少しも変わっていなくて、よく考えれば、1巻で魔王1/7を葬った時もタリスマンはなかったわけで、色々な偶然があったにせよ、頭で考えて、ハッタリを利かせて、術式を組み立てていく生きる力に対して、そして何より幸せになるためにどうしたらいいかを試行錯誤するその生き方が、少しも変わっていないのがとても良かったですね。