千夜一夜の魔術師

里見十九郎の再生の物語と次で終わる忍様への未来と。
神様を愛しているのは皆同じだけれど、水沢諒はあくまでも罪人なんだよね。罪人に対する太陽が明るすぎてちょっと泣ける気がします。

ここでジョーアツ視点を持ってくるのは開かれていていいですね。里見十九郎が他の誰の視点にしてもちょっとえらいことになってしまうので、、若干ぶれたところでやはり彼はこの世界における天才なのです。ていうかやっぱり希沙良もジョーアツもおかしいな?シュレディンガーの猫だなあと。
一切は空だ、どっちだってよかろう色即是空、ていう西城さんはシュレディンガーの猫に対してすでに答えを出しているんでしょうね。
希沙良が里見に対してものすごく過保護になっていて、あの兄弟はややいびつかもしれないけれどもそれでも完璧な形を手に入れたんだなあと思いました。(ゴッドチャイルドやないか)
そして希沙良は次に水沢のお守りまでせんといかんくなったとか…マジ…
でも希沙良の中心はあくまで希沙良であって、そしてその一番近いところに十九郎があることを、十九郎に愛された希沙良はちゃんとしっているので、とても良いと思うんですよ。
里見十九郎が和泉希沙良に注いだ愛情は希沙良をきちんと育てたよね。

ところで亮介ちゃんそろそろオーラバしなくなるのでしょうか。大丈夫ですか亜依ちゃん亮介ちゃんをちゃんと捕まえていてくださいね??
忍も冴子も七瀬の人間なので、ここまではある程度は覚悟してしまったし、それの里見十九郎の行動によって七瀬一族はより覚悟をしてしまったと思うので、やはりそれを壊せるのはオーラバスターしかいないのではないでしょうか??そうハイスクールなオーラバスターさん、頑張ろうね!!

ジョーアツに言われた趣深いこととは何だったのか
個人的には「里見十九郎の結婚式」ですね
だけど「それでも生きていかねばならない」そこで得た感情を「共有すればいい」と言えるジョーアツはいいよね〜明るーい
ヘヴクラでの「終わらせる」ことを通じて。終わらせたくないものを終わらせて、またはじめればいい。人生も、恋も。