凪良ゆう読んでるけどちょっと一時期の恩田陸ぽい

わたしの美しい庭

とーりのいう、ニーチェの、事実は存在せず解釈だけが存在する、、ニーチェいいこと言うな!ミステリというなかれと真逆主張ですがわたしはすきです。
とーりの話にならずに開かれてるのがいいな。
書き方が恩田陸に似てる。マキオちゃん。黒と茶のあたりが一番好きなんだ。ろうくんはなしのあたり、とくにマキオちゃんだ。ラストがまきおちゃんじゃなくて開かれてていいなって言ってた頃となにも認識が変わってない。
あととーりの妻がとーりと結婚してとーりと離婚したくだりわかるよ〜〜って思った。
桃子さんのこと、まあまあBBA の医療事務さんっていうから30前半くらいかと思ったらアラフォーで震えた。30のミサトさんをBBAって言ってた時代から遠くへ来たもんだ。あの頃よりさらに働く年が高齢化して、年齢のdis が遅れてく。

親は倒れた時に介護するとか寂しいとか言うけど実際問題どっちが先に取れるかっていうとことこの方が先に倒れるので、平均寿命から考えるとなんか厄介事も追い込むような気しかならない
子供も私が育ててまともに育つと思うんだろうか・・・子供がいたからって将来の自分の介護先を面倒見てくれるとはとても思えないし、その頃まで日本が存在してるとも思えない

神様のビオトープ

凪良さんぽーい。BL系の人にはなんでもいいから恋させたいけど、男女だとなんかむりなひと(逆にハーレクインならいい系も含む)と、なにかしらの障害をもった、そしてその障害は本来ならは味わわなくて良かった世間との戦いであるようなのを書きたい人といるって思ってるんだけど、後者だよね。流浪もそうだしな。
BLでしか最初は書けなかったけど(売り場がなかったけど)筆力がついたから一般的なところでかけるようになった感じ。書きたいことは普通の枠組みからの逸脱におけるあり方の追求であって、書きやすくて市場で受け入れられやすいのはBLだった、くらいの感覚。
ロリコンと少女の話の、やっぱり少女ってさあ、、、っていう感じも好き。少女はそういうところあるよな。りかちゃんとかな。
実家のような安心感があるな。