GW中に読んだ本

ベルリンは晴れているか

戦時中の話を神の棘、その後をヘドウィグそしてドレスデンを革命前夜で学んだわたしですが、そのあたりの話ですねこれ。須賀しのぶか?めちゃくちゃ似てるんだが話の作り方が。オチのもってきかたとかね。
革命前夜とか神の棘の途中でミステリー要素入れてくるところも似てるし、交互に時系列を進めてくスタイルは紺碧の果てを見よに似てる。
須賀しのぶと深緑野分、同一人物かと思ったら普通に須賀しのぶが解説かいてるの見てしまったので、別人かよ!びっくりした。オタクすぐラノベ作家が本気で書くときペンネーム変えると思ってやがる。

いやーほんとアメリカとソ連のイメージうちらこれだよね。
すご…Twitterで可視化されてしまった世間出してくる。
こうして考えるとわたしほんと占領下では生きれないし、後悔しつつ死んでくタイプだ、つらい
クラレッタのスカートをなおす話をしてくるやん。。
そして空襲警報のくだりどこかで読んだと思ったらあれだ、曹操の全部燃やした町の女のはなしだ。
鬼畜米英はともかくボリシェはガチだもんな。
そしてラストはおまえのオールをまかせるな!でした。
無邪気に歌える時期はもう過ぎてしまったよ。

病理医の日常

ヤンデル先生、Twitterでオヤジギャグしている挙句私が学生の頃から延々Twitterしている狂人っていうイメージが強かったんだけど、最近のTwitterがすごく落ち着いておられるので読んでみた。
いや私も昔病理医いいなとか思ってた時代もあったから。
わたしの知ってる病理医、だいたいカンファに殴り込んできてなんなか治療法にも普通に口出してくるイメージあったから、おとなしくてちょっと笑ってしまった。
本当に今回のコロナ、健康な人が病人を守るためにソーシャルディスタンスを守る必要があるのが痛いところだったんだな。
人類は群れることで生きてきたからな。

あさきゆめみし

ラスト絶望にひたってるけど、源氏、下半身の報いでは?
来世とか仏の問題じゃなくて、現世の報いなんだわほんと。
あの時代に子供作れない紫の上書いた紫式部まじで早い女だよ、そんな時期に最愛の上をそう書くなんてつよつよだよ紫さん
夕霧にはめっちゃ子供作らせてるから、正当なほうには子供作らせてるのも意図的だろうに。
藤壺との間にできてしまってそこに苦悩するというか、もはやそこが呪いなので、明石にこどもができたことも単に紫の上エピを強化するにすぎなかったので、ひたすらなんもなくて人柄と才能と愛だけの女がどう生きるかって話だったわ。。
源氏もガチの実子が夕霧と明石の中宮だけなのもなんか因果ではある。
ほんとは葵がファム・ファタールだと思うんだよな。桐壺からの藤壺からの紫の上とあの一族がやばかっただけで。
宇治の話も結局は源氏の呪いだったね…。
しかし源氏どっちにしろ便利棒だし、同じく子供育てた五条悟の善性が光るわ、聖人じゃん
悲しいことにイケメンでなんでもできちゃったところは一緒なんだよな