何回でも敗者の人生の夏油を擦りたい

何者にでもなれたのに何者にもなれなかった夏油傑の話は何回でもしたい

普通に広範囲後方支援型として特化していけばよかったのにとは思う、最近自分が年をとったので、高校生なんて未来の塊にしか見えない。でも普通に奢り高ぶった若者が現実を見て破滅の道に突き進むのも大変楽しいし、そこの横に自分が理想とした強さを持つ人間がいて感情持ちになってくれたらなおよし、秀才と天才の話は何回だってこすり倒したいですよね。ダイヤモンドの話あるよね最近…バッドエンドが示唆されてる話なんで読むんですか?(性癖だから)

本当に夏油の魅力ってあの失敗しきった人生にあるので、、、何者にもなれなかった失敗作(その外側をつかって大暴れしてる現在の悪役)、本編ですら五条の弱点とした装置として使われちゃってるところ。もうあの人一人でよくないですか?責任がないことを理解してしまって、最強ではなくなにも助けられないわたしたちはなにをする?という問いに、虐げられた仲間を助ける、という答えを出してしまったんだなあとおもうし、その時にこの世界のありようで虐殺に走ってしまったんだろうけど、もともとは相当「強者」のプライドがあったんだろうと思うし、人間愛はそこまでないごく普通のイキり高校生と思うと、まあこうなりますよね…という結末、やがせんしっかりしてくれ。高校生の一番繊細な時期を大事にしてあげてくれ。アイデンティティの確立に失敗した夏油が玉折編かつ、夏油の物語の中のピークと思うので、そりゃあ「わかんないけど僕が生きてていいって思えるために貶めるお前は殺す」の乙骨君には負けますよねあの問答をしてしまった時点で。

まあでもほんま、ゆうて数年の付き合いだし、別れのときに言葉で殴り合いもしたし、最後に親友になれた五と夏、恵まれてたなって思いますよ?幼い時から一緒に育ってきて、別れも言えずに善悪の指針として彼女のために頑張ってきた伏黒くん、ここからどう転んでも(最後にたとえ愛をささやかれても)かわいそうよね?いやまあまだつみきちゃんがやべー女ときまったわけではないですからね????(夏油と同じと信じてる)

同じく13歳差のこらさんとローのはなしをしますけど、兄をとめたかった弟コラさんが兄と同じ素質を持ちながらまだ素直なローをつれて病気を治すって出てったのはわかるんだよな 理屈として。コラロこそ逆夢ですが、、、なにあの正夢にしてきたゲーム、、、は??あの足でドフラミンゴ止めたルフィ君でわたしはルローに覚醒したんですけど、コラロがついに公式でここまでやりやがった。

それを思うと、今度こそやり直そうとして恵君を育てた悟君もわからんでもない 理屈として

しかしまあつみきちゃんがめちゃくちゃ自我があって話を地獄に落としてくれるかと思ったら平安貴族たちがでばってきて本当にもうという感じですよね。とーじくんみたいに「よかったな」で終わったからとーじくんはどんなクズでも輝いて見えるわけですが、つみきちゃんはちゃんと地獄をみせてから恵の心に消えない傷跡を残してほしい(それこそたった一人の姉だとか言ってくれませんか?ゼロの答え合わせ的なかんじで)(恵とつみき、悟と夏油けんじゃくが対比されてるわけだし)