光る君へ 中関白家の没落

光る君へ、わたしの周りがNHK子供ばっか見てるから自然とみんな見てて、次どうなるのってわくわくってしてるの、源氏物語を見つめる宮中仕草すぎるんだよな。だいたい史実知らないから普通に楽しそうにしてる。まあ確かに父親と同じ年の男と結婚した?ってなるよな。

中関白家の没落は本当に「その通り」でしかないんだが、優れた文化人である儀同三司母とのらぶらぶまで見せておいて、そして定子がそれなりに頑張ってたというところまで描いて、道長&詮子ねーちゃんとやりあうには藤原伊周は幼すぎたし傲慢すぎたし、他貴族という存在は決して無視できなかったというところですね。道長も生涯まわりに気を遣うしな。そして今回は道兼の演技が光っていましたよね、あんなに序盤ヘイトためておいて、あっさり流行病で死んでいく…。人の命が軽いこと!関白ですらそれだから、それは汚れという文化が出ますよ。

半死半生みたいな定子さまの印象があの中途半端に切られた髪なんでしょうね。鈍色の喪服で妊娠している定子様、生死の境を飛び越えた存在、概念鶴丸国永じゃん…と思ってましたが、この存在をありがたがる文学おたくと比べて還俗させてくる一条帝よ…。

定子様もウィカちゃんの少納言も百合主従の極みみたいなキャラデザ出してくる。自己肯定が死んだあとに、あの頃のあなたはこんなに素敵だったし、決して無駄な日々じゃなかったよ、って肯定し続けてくれる侍女、なろう小説にもいないよ。ウィカちゃんの声も好きなんだよな。でも定子も成人前とかだし一条帝も16歳とかだし、そりゃあ高校生から大学生の頃の恋愛の思い出って一番楽しかっただろうし、清少納言が10歳も年下の女の子が頑張ってるの助けてあげたくなる~!(そして彼らが10歳以上年上に負けるのもわかる)枕草子によって定子のサロンが生き生きとした切れ味のいい華やかな貴族としてイメージされてるのいいなーと思う一方、同時に高慢さも残ってしまった印象があり、清少納言はともかく、中関白家として伊周には悪影響だったと思ってます。

それにしてもちょっとツイッター除いたら定子ageのひとたちの道長sageや余波で(登場してもいない)彰子sageしててこっわ…と思った。平安時代って特殊なおたくがおったんやな、今までこすられすぎてもう誰も気にしてない戦国幕末とちがって。わたしは一条帝と定子が学生的な愛し合い方をしていてそれが政情によってどうにもならなくなったのにハマるのはわからんでもない一方、まあ天皇家なんてそんなもんでしょ…花山帝みたいなイカれ具合出さなかったんだからしょうがないじゃん…って思うしゆうて定子さんは中関白家の人だし、しょせん藤原の一味だし、最初は詮子ねーちゃんの子一条帝によってのし上がったのは事実じゃん。誰が貴族社会の先まで落ち着かせたのよ倫子と彰子の親子じゃんて思ってるので。鎌倉殿なんか全員ぶち殺して終わりです。

詮子ねーちゃんは本当に円融帝に愛されなかったことが引っかかっていて、子供まで産んだのにという想いがあって、それを政敵であるから、という理由で納得させていたのに、自分の息子の一条帝が自分の手で引導を渡し間接的に政敵となった中宮定子にずっと熱病の様な感情を向けていることが本当に理解できないんだろうなと思う。これもわかるよな…自分の息子がなにしてんの相手は社会的に死んでますけどみたいな。それにたいしてまひろちゃんのお話をぶっちゃける道長の顔が心底気持ち悪いおじさんヅラwしてたし、それにきゃっきゃしちゃうお姉ちゃん詮子急に楽しそうで仲良いなと思うし、その頃まひろは書物をクンカクンカして求婚に答えてました、なのおもしろなんだよな。これって源氏で言うところの明石の頃のお話っぽくしてるんだろうか?

最終的に女三宮を出してくるまひろちゃん、この物語の中ではどうなるのかな。