源氏物語を書くまでが長い!が実はだいぶ書いてある!自分の主を女三の宮とするまひろちゃん、心がつよいし、自分不倫をオマージュするところまでメンタル強者がすぎる。
わたしは源氏物語(紫式部)から日本史好きになったので普通に道長派ですが、思ったより悲劇の中関白家ファン多い…というかあれだな、プリンス一条帝と彼が愛した年上女房と、敵対した姑って構図が好きなのかな?私にしてみれば中関白家はそもそもその姑を生み出した大概な政治家であり、藤原一門はそうやって身内食いを繰り返し、なので白河帝が出てくるまでは藤原の天下だった、その後の武士の台頭(鎌倉殿…承久の乱…)、というイメージなので、単に藤原の中での経験値の差から負けた伊周という印象が強いのですが、まあ今回は一条と定子ちゃんです。枕の中でキラキラ陽キャな中関白家を描くことで、その時代に天変地異も流行り病もなにもなければそれでよかったろうに、大多数の他の貴族と、その頃人間扱いですらなかった民への配慮を怠ったことが敗因というのを光る君へはさり気なくだしてる…と思っています。あとなんかしれっとしてる隆家ちゃん。
今回は実資資料がメインっぽいので、そりゃああの彼にしてみれば仕事もできないのになんか掟破りで宮中にいる最高級の女なんだよなあ定子。これをここまで悲劇的に描いて人気上げたの偉いなと思います。昔はバリキャリだったのに若社長と結婚して三人目妊娠して仕事できない挙げ句、社長が入り浸ってて仕事ないがしろにしてる状態でしょ?副社長(道長)退職しよw 充希さんがインタビューで、純粋な愛は愛であるけど、実家が没落して子供を守らなきゃいけないけど情勢が見えてしまっている、というバランスが難しく、あざとくなってないか監督と話し合った〜一方その頃一条は愛をぶつけてきたという話をされていて、男と女の違いすぎて笑っちゃった。充希さん信頼がおける。なんかそのへん、今回大抜擢されていっぱいいっぱいだろう塩野が一条でよかったなもメタ的にも思いますね。詮子といい定子といい、素敵な演者が塩野のまわりにいてくれて、いい影響を与えてくれたことがうれしいです。
そして彰子、おもしれー女すぎる返答です(史実なんだよな)今後彰子さんが成長していくのいいですよね。藤原全盛期を築いてくれ。
藤田美術館
紫式部日記や源氏物語図屏風、改めてみると、ああいうイラストを作ってたのが国家的事業の一つだったわけだし(道長や彰子的にね)綺麗だなと思いますし、源氏物語は好きだからこのシーンだなと思うの楽しいし、紫式部日記もやっぱりこう…わかる!源氏物語と紫式部と藤原道長を混ぜて光る君へを作りたくなるのはわかる気がするので、大河ドラマはこのまま突っ走ってほしい。
藤田美術館、建物としてもきれいだし、普通に若いカップルが多いの素敵ですよね。
大阪、知り合いにつるとんたんすすめれて、外見がすごかったんですけど一人入ってさらっと食べれてよかったです。あとたこ焼きや、大阪駅もいいですね。想像してたより新大阪駅で食べれたのいい。