2023年度ふらふら

刀剣博物館

両国の近くなのでお相撲さんが多いこと。刀ミュ祭りのまりおが歌い上げた先の白鵬と目が合った話思い出しますね。 国行、光村ではまじで刃紋細くてしゅっとしとる…と思ったが、ここの国行わりとちゃんとしとった。

そして現代刀職展という現在の職人さんの展覧会があって…いやあ究極の写し!厚とか謙信とかを見習いました!って思うのとこれが写し…ってなるよね。山鳥毛(解説の方はやまどりげっていってた)とかね。あと磨り上げの部とかもあって、長曽祢虎徹の磨り上げみたときに定期的に湧き上がる疑惑(それ真作?)現代に伝わり、少ないながら女性の方も活躍しているの、脈々と受け継がれている文化でよい。

江雪左文字、もんちゃんが持ってたの?!マ?!左文字の帽子が尖りまくってる件であのキャラになったのかなあ。

そののちに刀剣lovers探究を見たら普通に正恒見れた!ひろきお兄様とさやとさんがそれぞれ出てる。刃紋が山ならうつりが霧。きれい。ぼんやりとしたあいまいな景色で美しい。あー備前〜〜!

東京国立博物館

めちゃくちゃ外国のかたいらしてびっくりするし、なんなら普通に英語で案内された。さて今回は福島、ただしもちろん光忠ではなくて兼光、光忠の孫の子ですね。景光の子。光忠長光景光からの兼光、それでもまだ南北朝なんだ。ごっちんヤンキーやんけ(従兄弟の長義も南北朝ヤンキーやもんな)ねえまって倶利伽羅竜いるじゃん福島兼光、おまえも倶利伽羅の加護持ちかよ長船派ってなんか光忠はややごついけどそのあとの長光以下はたいへんしゅっとしとるよな。かっこよさを前面に出してる。

はじめて法隆寺館や東洋館までいきました。法隆寺館、壁画は完全に処天にしつけられていますどうもありがとうございます。よく見たよね。

ガウディとサグラダ・ファミリア

混んでてさすがみんな好きだよねーって思った。スペインが国の成り立ちからしイスラムとキリストの800年の共存の歴史があるとは初めて知りました。あまりあの辺の文化に詳しくない。それでもスペインに行った時にあまりにもゴチック調だったし、ちょっとルネサンス的じゃないなーと思ったのは覚えているので、歴史的な背景があるんだなということが腑に落ちました。

ガウディに自然や過去との共存というのがテーマにあり、それゆえあの海のような家を作ったりしてるのが理解できました。自然にかえれじゃん。そして幾何学。彼のこだわりを見たとき、森博嗣かなと思いました。幾何学を存分にこだわって美しさを追求して、そして私はサグラダファミリアの中に入った時に森のようなという印象を抱いて好きになりました(外から見たら昔すぎた茶色の部分は原爆ドームかなという大変失礼な印象も抱いた)が、それがガウディが森をイメージして、幾何学を駆使して作り上げた形というのを改めて言葉にして教えてもらったので、私の感覚もまあ当たっていたのだなあと今更ながらに感じましたね。よかったです。

ハイローザ戦国を反芻して幻覚を見続けている

またマチソワを経て色々考えがかわってきました

ハイローをハイローたらしめるものはなにか

そもそもこの話はハイローなのか?ハイローだとしたら何をもってしてハイローを名乗るのか?と考えていたんだが、ハイローのメインテーマはchange or dieであり変化を恐れるな変わっていけ(みんなおんなじ時間でとまってるわけじゃねえ)というのがあり、黄斬がいつまでも優しく国という形を作らないではいられず、湧水様がいつまでも父にたよっているわけにもいかず、玄武も人の話をきかないでは上に立てないので、三国とも変わっていく必要あり、変わっていった結果が三国の休戦協定(SWORD協定)なので、確かにハイローのメインテーマには沿っているんですよね。気づいたのがそのテーマをストレートに口にしたのは外部の湧水様だったなという時点だったんですが、、

100年の平和か一生の後悔か、スワンマイルズを連呼するあたり世界情勢もみての舞台だったんでしょうけど(ハイローくんに知性で負けた)、その行き着く先が内村鑑三を踏まえての平和のための戦いだとは思わんだろ、ハイローそういうところは一貫して戦うよな。

湧水様と弦流の幻影をどんどんみていく

今まで「友よ」が最後の一撃だったのかもと思ってたけど、そのあとの強く豊かにして国を守る、弦流おまえも、ってなったのがダメだったのでは?守られる対象になってしまったことに気づいたら、自分すら湧水様の負担になってしまったらもうだめだよね、世界白紙化計画を実行するしかない。弦流はたぶん一度は龍の力での湧水様とくっつくことを夢見たかもしらんけどたぶんめちゃくちゃ解釈違いだったんだろうなというのが糜爛に言われたときの反応だったし、その結果が「真っ白な世界を君に」だったと思います。なんの負担もない世界を君にあげる、っていうのが弦流のたどり着いた愛だったんだろうけどそこに弦流は自分の存在を入れてないからだめです! この世のすべてのおそれからあなたを守ってあげたいなら荒木先生の世界線でうまくいったのによお!

「どうやっておさめようかぁ!」の藤原樹の外連味がよすぎる、そして藤原樹、殺陣うまいよな、ほかがどんどん重心が浅くなってもしっかり稲清水との対比出すためにも低いままでいる、さすが尊武の出。しかし湧水様も弦流支えに白銀足蹴にしてたからもしかして:影響された 

湧水様さあ、あんなになにかにつけ弦流弦流って言ってるのにあの時点まで依存に気づけていないのほんま(たぶん弦流の隠し方がうまかったのと湧水様の余裕がなかったのが)「何たる者」での「世界がキミと二人きりなら」のキミは弦流と信じてるからな。「逢いことば」の「キミと出会い今日まで生きてこれたと」「キミと出会うそのため生まれてきたと」「キミと歩むそれこそ生きる証」「いつまでもキミのままささやいて」・・・え??本当に大丈夫これから湧水様、弦流の話と自分の話しかしてないじゃん歌詞!!マイティーも「弦流がいないと生きていけない」って言うしなこの歌詞のせいだと思う。

抜くな弦流のあと振り払って抜く弦流に、はー(頭抱える)みたいな湧水様、ぜったい子供の頃から部下の顔して曲げない弦流に妥協したことあったやろ、あの時点で抜いたから弦流はあなたに殺されるぜとガンギマリ状態なの、あんなに弦流に依存してる湧水様からしたらまじかよ…なのに、そのあとに二人で切り抜けるぞって言ってもぜったい曲げない弦流に結局妥協してるの湧水様なんだよな、ほんといつもそう!(幻覚)

でも最終的に愛に従った湧水様、ずっと弦流(刀)と一緒だよ、もうさみしくないよ(アレクシエル~~)状態だし、弦流が望んだ愛の世界に弦流と一緒にいることができるとぼんやり思ってしまいました。弦流と一緒にこれからも白い世界で一緒にいることができるだろうし、一番湧水様が愛を裏切らないのではないのかなと思います。つまりデュエダンです。

しょへいつ

弦流が尊武の生まれであることからよく考えたらこの2人、メタ的な意味でも幼馴染だったのでは!?(幻覚です)途中で湧水様をセンターにしたしょへいつシンメがあるからそういうことですよね(?)道案内してここが社です(ドンッ)な弦流、自分の生まれ故郷に対してなんの情もねえな。弦流、脳筋尊武を出てめちゃくちゃ歩いて乃伎についたのか、たまたまお父様と湧水様が尊武近くに偵察にきてて倒れてた弦流を拾ったのかどっちかによって、尊武での扱いとか妄想が広がるからいってくれ藤原樹(でもしゃべれない二人なんだよな)

それでさ、そもそも尊武の呪いが発動したのは藤原樹のせいって思うと、本来死ぬべき(死ぬべき?)しょへが死ななかったのは藤原樹が死んだせい・・・?っておもっちゃって、もうちょっとまって、よくわからないけどここの二人の幼なじみは幻覚なのかどうなのかだけ教えてくれませんか!?

須和が一番得体が知れない

弦流と糜爛はめちゃくちゃ語られるけど吏希丸と糜爛ってもはや一味?全然関係性がわからん、吏希丸とて国の跡取りだったわけだし上にたとうと思ったらたてる血筋じゃん、黄斬にあくまで上に立ってほしかった?コブラちゃんみたいな…2頭の虎なんだよ!みたいな…?わざわざ湧水様に「得体が知れない」とまで言わせたんだし本当に吏希丸なに、おまえの黄斬への巨体感情はなんだ、天下を取らせたいならおまえがとればいいやろ(あくまで友!!!)弦流は湧水様過激派だけど一応他人のことは見えてそうだったが、吏希丸は黄斬以外ぜんぜん重要視してなさそうでした。戒への扱いとかね。湧水様も革命家あがりの黄斬のことを普通に呼び捨てにしてたナチュラルボーン王子様でしたが、吏希丸もそうなんでしょうか。国王の息子として生まれたのに内乱で砂漠と化した国で戦って自分よりも黄斬が2手3手先を読む若き指導者っていわれたときかつそれが自分の友だったとき、どんな気持ち????って聞きたいのになんか、、吏希丸がキマりすぎてて聞けねえ。普通にべらべらとしゃべりやがってで殺される未来が見える。吏希丸のマイクに龍が描かれていた説ほんまかいな?つまり劉みたいな、九龍とマイティウォーリアーズ兼任してたみたいな???

乃伎は弦流はもうガンギマリすぎかつ恐怖政治すぎてどうにもならなさそうだったが須和はワンチャンなんとかなったのでは?黄斬の子犬モードの「頼むよ…」に妥協しない男吏希丸容赦ないよな、龍の呪いに打ち勝っただけで勘弁してさしあげろよ(ダメ押しに命使うな)

ハイロー偏差値が高いシーン

わたしはまだ弦流と吏希丸がどっかで療養してる幻覚を捨ててないからな(車に轢かれたノボルが元気だったんだからいけるだろ!)

それはそれとして三国ぶつかるところ、本来なら軍師タイプな黄斬「呪いでぴよぴよ」で正気じゃなくさせて、湧水「何の話してるのわかんない、でも弦流がいいっていうなら信じる☺️」で弱さをつき、脳筋玄武が「全員斬ればおk」でハイロー成立させてるのいつ見てもおもろ、特にハイロー偏差の高い玄武殿と湧水様が、湧水様はあんなに繊細に悩んでるのに結局脳筋なんだもんな。

頭いい男がトップなので須和は明らかに山王なわけで(ノボルが黄斬)、誰も信じなかった男がかわってく暴力の尊武は鬼邪高、もしくは鼓動高鳴る復讐の達磨(赤だし)なのかな?カイキジ擁するから乃伎はラスカルズと思ってたが色的には青だしおやこう・・・になってしまう。このへんはなんか違うかなもう少し考えます。なんにせよハイロー、頭いい人への解像度が極端に悪いんですけど、マイティーとせおっちのおかげでちょっとあがってました。 

歌詞

いや劇団新感線でかろうじて慣れてるだけで歌詞が後ろにどんどん出てきたときは笑いそうになったけど、誰も笑ってないのでこれはそういうシーンではないと悟りました。いや面白くない?仮想の戦国時代の話しながら愛のLINEじゃねえんだわ、ロミジュリで神父様のメール読んでないの!?と同じレベルの面白さです。最初のしょへのラップうまいなと思って聞いていたのですが、途中で玄武殿に語り掛けるシーン「一人じゃない」とかセリフでいうのでこれも面白くなっちゃったんですけどラップってそういう感じの文化なんですか?私にとって異文化交流でしたね。いやたぶんうまいんですよね、ちょっとこのラップという文化がいつまでたってもnot for meなだけで…(ハイローを何年見てても慣れない)

信長公

冷静ではないのですが冷静になぜ本能寺の変からはじめたのかしら?わたしの中での信長公は決してめちゃくちゃ殺しまくった人というわけでもないし、光秀に見限られた?のもそれが原因ではないと思うし己の半生を悔やんでもいなさそうですが。よせちゃんもとい黄斬が魂レベルで織田信長と繋がってたら面白くないですか?親しいものに裏切られるしそれはお前の半生が悪かったんだよって?ただ本能寺の変と信長公よせちゃんにやらせたかっただけだろ・・・と思ってしまいました。

おのちゃ

雨ごいの歌唱力の無駄遣い、やはり劇団は慣れてるだけはある(よせちゃんだんだん悶え苦しむ演技飽きてない?)おのちゃのアドリブ力と、小さくてこまっこく見える(実際はそこまでじゃないのに)という舞台における映え力を今回目の当たりにしました。どこにいっても通用するタイプ。

世界観

みんな言ってたけど結局大いなる力=龍があって、災いの源になり、5つわけて封印されていて、龍を出身国の人間が刀を抜いておそらく龍が封印されてた玉みたいなのを切ると解き放たれて、ごがいの呪いが刀の持ちぬしにかかり、呪いを克服すると力も手にはいるみたいな話…なんだな?その辺の世界設定ふわふわなまますすんでいたけど今もよく理解できていない、あってる?雲は我に従う~からのくだり、愛ってことしか覚えてないけど乃伎国の龍って最後どうなりました?解き放たれてないんだよな吏希丸の言い方からすると

座席

わたしたちのように16000円くらいして席ガチャしても楽しめるタイプのおたくはともかく皆様どうだったんでしょうか、と思いつつ週末はチケットとれずをみると、仕事していれば追いチケしたくなる舞台だったんでしょう。でもリセールチケットシステムはよかった、よかったけどもうちょっと早めからリセールしてくれよとは思った、週末のチケットなんて遠征民ネットに張り付くしかないんだから!一度3階席のことはあったけど逆に全部俯瞰して見れてよかったです。それぞれのよさがある。けどこれは多ステする我々おたくという生き物の業であって、1回だけの方はやっぱり同じ値段だして3階席は泣いちゃうかなあ。どうなんでしょ。(10時間フライト後のマチソワの1階席は音うるせえだったけど、その後のマチソワは普通だったので音量はたぶんわたしの耳がおかしかった)あと意外と中央の席がライトがまぶしくてな!1階席も3階席もまぶしすぎて皆手で庇作ってた。笑

おいしいごはんが食べられますように

おいしいごはんが食べられますように。二谷と押尾にとっては食事もふくめて共有しないのが楽だけど、食事ではなく雰囲気の共有をしなかったのが押尾で、雰囲気を作った芦川に負けたと思っている。勝ち負けでいうと最終的な勝者は芦川というのは最初に提示されていた通りだったが、力強くいきるために共有の能力は不必要というところが妙に納得できる、人は弱い生き物で群れで生きてきたけど進化の過程で(道具などをつかって)そうではなくなったということかなと思ったりするので押尾はおいしいごはんが食べられるような世界に自力でいったし、この会社にいてもおいしいごはんは食べられないことに気づいて自分で蹴っていった。そして二谷はこのまま流されて結婚するんだろうなあと思うと、性欲というか自立心のなさというか憎しみの持ってき場所というか…周りに流されて自立もせずかわいいに流されていくのかと思うとほんと男ってってなる

わたしもいま無能なのに男性というだけで期待されている状況に腹を立てていたけれど、わたしも女性というだけでお人形要因としていさせてもらってここまで来たことを考えるとなにも言うことじゃないな〜〜となんとか抑えている。男性というか、妊娠出産子育てで穴を開けないことが求められてるだけだもんな、仕事だもん。いまんところやりたくはないので一致してるからいいけど。

二谷さんはエンシュア3食でいい人なんだろうけど、ない食欲のもってきかたは性欲タイプなのかもしれない。明らかに尊敬されない、侮蔑される、働きつづけられない芦川さんをみんなお人形要因としておいてるのでたぶん彼女が仕事場でお菓子を作るのは正解、でもこれと結婚する二谷はたぶんこの状態のまま数日帰らない男になるんだろうな、「しねえよ」のタイプだもん。この資本主義の顔して「働かないやつもおいておく同じ給料」の社会しみるんだが、まあでも押尾さんもこういう会社で上に行くには隙があるしかといって真面目なので、独立したほうが楽だろとは思った。あんな全員から金とってみたいな雰囲気、死だろ死。人間ではなくお人形たちは求められる場所があるけど1人の人間としての尊厳はどこにある。