おいしいごはんが食べられますように

おいしいごはんが食べられますように。二谷と押尾にとっては食事もふくめて共有しないのが楽だけど、食事ではなく雰囲気の共有をしなかったのが押尾で、雰囲気を作った芦川に負けたと思っている。勝ち負けでいうと最終的な勝者は芦川というのは最初に提示されていた通りだったが、力強くいきるために共有の能力は不必要というところが妙に納得できる、人は弱い生き物で群れで生きてきたけど進化の過程で(道具などをつかって)そうではなくなったということかなと思ったりするので押尾はおいしいごはんが食べられるような世界に自力でいったし、この会社にいてもおいしいごはんは食べられないことに気づいて自分で蹴っていった。そして二谷はこのまま流されて結婚するんだろうなあと思うと、性欲というか自立心のなさというか憎しみの持ってき場所というか…周りに流されて自立もせずかわいいに流されていくのかと思うとほんと男ってってなる

わたしもいま無能なのに男性というだけで期待されている状況に腹を立てていたけれど、わたしも女性というだけでお人形要因としていさせてもらってここまで来たことを考えるとなにも言うことじゃないな〜〜となんとか抑えている。男性というか、妊娠出産子育てで穴を開けないことが求められてるだけだもんな、仕事だもん。いまんところやりたくはないので一致してるからいいけど。

二谷さんはエンシュア3食でいい人なんだろうけど、ない食欲のもってきかたは性欲タイプなのかもしれない。明らかに尊敬されない、侮蔑される、働きつづけられない芦川さんをみんなお人形要因としておいてるのでたぶん彼女が仕事場でお菓子を作るのは正解、でもこれと結婚する二谷はたぶんこの状態のまま数日帰らない男になるんだろうな、「しねえよ」のタイプだもん。この資本主義の顔して「働かないやつもおいておく同じ給料」の社会しみるんだが、まあでも押尾さんもこういう会社で上に行くには隙があるしかといって真面目なので、独立したほうが楽だろとは思った。あんな全員から金とってみたいな雰囲気、死だろ死。人間ではなくお人形たちは求められる場所があるけど1人の人間としての尊厳はどこにある。