黄金の戦女神

この巻は新書で読んだんですね。だってだって、沖さんの絵がー!彼女のウォルは本当に好みなんです☆

おもしろかった。やっぱりその感想になるんだ…。

というか勧善懲悪があまりにもはっきりしてるので、精神に負担がかからない、というべきか。ウォルは公明正大、誰からも好かれる。ペールゼンは狡猾で友人とかいない。

たぶんあまりに私がヒネた小説にハマったせいで、善と悪がはっきり定まったものにさわやかさを覚えるんだろうな。間違っても今まで正義を名乗っていた主人公が「正義とは何か」と10冊くらいかけて悩んだりしないし。挙げ句敵方につく、ということもないし。

これぞヒロイックサーガ。

次巻はお父さん奪還だろうけど…。お父さん生きてるかなぁ…。すべてが終わったあとに彼の存在をどうするんだろう。

そして陛下の出身疑惑が出てきたけど…どうせ殺されたのは女官長の子供じゃないの?と思う私はちょっとスレてる。

異郷の煌姫も読んだけど、王女はないよ、王女は。大丈夫かなウィル。

リィが男性って忘れてませんか?