サラマンダーの鉄槌 Homicide Collection (講談社X文庫ホワイトハート)
- 作者: 篠原美季
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/05/02
- メディア: Kindle版
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サラマンダーときたのでユウリも出てくるのかと思いました。
でも最近この瑞祥コンビがすきなのでOKです。くそう、瑞希ちゃんのような兄貴が欲しい。
瑞希ちゃんを好きになるのに比例して、なんか普通の恋をしてほしいなあと思うようになっています。もちろん黒川美咲でもいいし、他でもいいんですが、少なくとも千祥や荻島次男の毒牙にかからないように切に願います。
千祥はどうなんでしょうね。会話や行動を考えると完全に荻島次男のような男になるけれど、独白を読んでいるとまだ相棒としての瑞希が一番大事そう。
そして掃除洗濯のおできにならない種類の女性としては苦笑するしかありません。いや、おできにならないのではないんです。おやりにならないだけなんです。
しかし美咲の結婚は大変そうだなと思います。たしかに彼女は黒川の庇護の元で生活してきたし、そのオヒメサマはどこかに行こうとしない限り、いつまでも塔のてっぺんで王子様の訪れを待つしかない。
その王子様を捕まえるために、子供というのは障害になるらしいです。よーく考えたらヒドイですが、結婚を一種の契約と考えるならそれもしかりでしょう。