謙信の遺言

相変わらず血の気の多い景虎様。でもそんな景虎様に、謙信公は、大切なのは時で、天の味方と解きます。…Gackt謙信公ならきっと納得したでしょう、意味もわからず。

 

このまま仏門にだって入れるくらいだぜ☆俺は悟った!という兼続。蟄居しすぎて頭がアレな感じです。

初音は「この目で見たい」と兼続と一緒のこと言ってます。見るだけなら自由だよん。ていうかこのころの真田って…?

 

「ただいま、戻りました」

「待て、しばらくそこにおれ。」

うーん、笑ってる殿様。「そなたの帰りを一番待っておられた」ってもうツンデレがすぎますよ。

稽古をつけてやるとか言ってます。らぶらぶ?うーん、要らんそんなシーン…。

 

直江、再び。

好々爺のようです。熱い。熱いな!熱血漢だ。

直江的には兼続に近づいておきたかったのか、それとも舅景綱があまりにプッシュしたからか。

 

義にあらず。目先の利よりも気高いもの。

義とは、人が人であることの美しさよ。

 

そうだね、景虎様は謙信公の教えを迷わない。その手を血で汚しても義父上の行く道を行かせるね。

迷いが無い。でも、迷いがあるからこそ、己の義を得る。

真の義を見つけなさい。それは、己との戦い。

ああ、そうだ。景虎様は迷わなかった。ずっと迷わないで、謙信公の言う事に従順で。でもそれは、景虎様御自身が後で気付かれたように、謙信公に全てを押し付けたと同じこと。

檻の中から出るのは傷つくことだけど、それでようやく飼い犬である状態に気付ける。

400年間、ありがとうございました。と言える、そんなところにまで行きついた景虎様。

 

…倒れるの、厠じゃないんだね…(ぼそ)一期栄華一杯酒。

そうそう、また泣いてた兼続でしたが、それはそれで仕方ない。だって心から尊敬してる人にそんなこと言われたら泣きます。現実でも私は泣きました。

でも泣き方が大人ですね。びゃーって泣くのが今までだとしたら、ほろり、って感じ。そんな泣き方もかっこいい。

この兼続が迷ったりするっていうのは、好奇心を持って色々なことに首突っ込んでるくせに、景勝に絶対服従で、そしてある意味、色んなものを受け入れる素質があるってことかなあと。

主人公ではないことが、縁の下の力持ちであることが、どれほど大切か、ってことでしょうか。

そういえば若い頃の謙信公、私は平ちゃんって呼びますが、ホント、迷ってばっかのイメージです。あは。