烏?CROW? 硝子の街にて(10) (講談社X文庫ホワイトハート(BL))
- 作者: 柏枝真郷
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/10/25
- メディア: Kindle版
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勝呂さんの絵が大好きです。この表紙はもうすきすき大好き超愛して(ry
晴れて生殺しから開放されたシドニー、おめでとう!いやー、今時のBLで10巻でようやく…なんて!Fresh&Blood並みですよね!(あれはむしろしばらくまだまだお預けが続きそうな予感)
正社員になることとカミングアウトを同時に行ったノブは、これまでの9巻分の事件から色々学んでいるわけで。シドニーがノブに事件現場にいてほしいのは、もしかしたら放っておくと無気力自己嫌悪なノブが少しでも現実に目を向けてほしかったのかなあとか。
…向けなくてもいいところまで向けちまったとか今更思っても遅いんだぜ。
セクハラ問題。たとえば今回は、ネットの掲示板に個人情報を職権乱用して載せたわけで、完全に犯罪だし最低です。しかし、例にあった、週刊誌(表紙写真がおねーちゃんな)が置いてあろうと電車の中で広げようと個人的には全く気になりません。ただ、例えばBLの濡れ場を隠すように(表紙はまず隠す)、それが周囲の人への礼儀といえば礼儀なんでしょうね。あんなでっかい週刊誌を隠すカバーがないのが問題(え?)
この、郷に入っては郷に従えっていうのは難しいんでしょうね…。私は夜市で暮らしていける自信ありませんもん。
今回は、世界情勢の不穏さのなかでその一瞬のスキをついてゴールインしてくれた感じですね。いやー、よかったよかった。。