のだめカンタービレ #23

 

 とーちゃんとの手に汗にぎる再会だというのにのだめのせいで緊迫感が一気になくなった…!という。まあ千秋ももう父親にとらわれることもなく、成長できたということですね。よかった。しょうがないよね、自分のことでいっぱいいっぱいだもんねー。

 

いつのまにか一番大切なのはあいつといる未来になっている。…じーん…!やばいラブ漫画だどうしよう。

まわりが騒ぎ立ててパニックなのだめ。子供と楽しく弾くのが楽しかったのだめ。そんな曲もいいけれど、即興曲もいいけれど、そんなピアノもいいけれどそれでもやっぱり、千秋はのだめを世界に連れて行きたい。のだめが真摯に作曲家と向き合った姿をみたい。何度でも聞きたいと思うから。ここの千秋の涙がすごくいいです。

 

高みに連れて行ってくれたのはミルヒーだった。その高みに千秋と行けなくなると思うと怖い。いつかはそんな世界、終わりが来る。音楽と連動するような愛情は、いつかどちらかの力の衰えとともに終わりが来る。と思うんだが。

それでも何度でも味わいたいと思うから立ち向かえる。

ちゃんとわかれて、ひとつになった。と。…でも先輩とだけじゃなくてまだまだいろんな人とできるってそれ振られてるんじゃないのね…。違うのね…。

のだめが「先輩と共演すること」以外にも目を向けて、そうしたら目の前は無限に広がる大海だった、ってことでいいですか?

悠季ちゃんが音楽家同士は破たんしやすいと言っていたのがふと頭をよぎりました。(おい)

そういえば最後にのだめの部屋からごみ持って出てきて…それでえっとそういうシーンはカットですか!KissのくせにKissすらしないで音楽でわかりあうんですか!よかったですね!!ごちそうさま!

 

あ、たまねぎ祭も思い出しました。彼らは日常に音楽が溶け込んでいるからふさわしくないものを弾くとすぐばれるよ、みたいなものですか。