とろけちまう…
な、炎の蜃気楼21巻です(なんつー解説…)
ここから心機一転、キャラの総入れ替え。
高耶さんはそんな新しい環境で自分を見つめ直す。それにより、生とは。死とは。そんなものの答えを出して。…大転換に行き着くんですね。
1、晴家は織田に囚われ、そこで長秀と再会。
つーか、19巻で
「俺がいんだろが、景虎」
「その為の橋が必要なら、俺が今からなってやるさ」
と人を大泣きさせ、20巻では
「死んでいい人間なんかじゃなかったのに」
と高耶さんを号泣させ(泣いてないっけ?でも茫然自失でしたよね)、
それでいきなり21巻の頭であれかよ畜生!!
挙げ句なんで裏切ったのかもいまいちわかんねーうちに兵頭がライフル撃ちやがるしっ!
なんだかんだでミホの為に動いてるし!
2、鮎川は四国に。
はっきり言ってかわいそうな人ナンバー1な鮎川。
色部さんはまだ最後に報われますが、鮎川は…ねぇ。
阿蘇で助けてやった恩も忘れおって(笑)
3、追う直江。
鮎川の言葉なぞきっとあのときの直江には雑音でしかないでしょう(笑)
4、初対面がヌードの潮
健康的な潮くん。空気が読めない彼の明るさは、それ故空気を読みすぎるキャラの中で清涼剤でした。
でこまわし食いたい。
5、高耶さん、月光下の…
「とろけ…ちまう…」
「…でる…しろいの…出ッ」
↑あの“しろいの”ってここからだったのか…(@_@;)
「ホンモノでイカせてくれよォ…ッ」
「あの男は存在そのものが男性器だった。どこまでもどこまでも、空虚を埋めていく。」
↑すごい言い方(笑)
「たりねえよ!ぜんぜん足りねえんだよォ!」
「―残響する、祈り。」
「千年ここで眠り続ければ、石になれるのだろうか…」
しかし、あれです。40巻の残映がチラつきます。21巻での高耶さん。40巻での高耶さん。いつも、気付くと比較して泣いてしまいます。
6、おうむ温泉
何も考えずにいられた、きっと最後のとき。潮はほんと、救いだったと思います。
7、夢
夢は夢でしかなく。
胡蝶の夢。
桜の下での宴。
皆が笑っていて、
直江も微笑しながらみている。優しい瞳で。
8、赤鯨衆
新選組のようだ。芥川→伊東かっしー、草間→近藤、嶺次郎→土方、長曾我部→徳川、中川→山南…あ、軽く妄想できます(笑)
9、月の光
「いったい何をしているんだろう。
(あの部屋にも月の光がさしこんでた…)」
廃屋で、月の光の下にいる2人が思い浮かびます。
10、仕切りグセ(笑)
気付いたら仕切っている高耶さん。さすが400年。
11、生きること、それ自体への復讐
嶺次郎の、言葉。その言葉を原動力にして。