翼を持つ者

フルバanother storyが出て、また高屋奈月のインタビューを読んでいたらとんでもない一文がありました。

実は本編のその後の話って「幻影夢想」と「翼を持つ者」にもあったんですが、結局描けなかったので、今回こうして描けたのが個人的にうれしいです。ちなみに「幻影」は孫の子供と飛良の話で「翼」はヒルトが主人公のお話だったような。懐かしいなあー、何言ってるかわからない方ばっかだろうなあ(笑)。

いやちょっとおおおおおお!!!!!!!なんで書いてくれなかったのヒルトー!!!ヒルトがこれからどうなるかなんて萌えの塊しかないじゃん!

だってもう「夢の終わりだ」って擂文から言われてアンの命を終わらせた時からヒルトなんて何かあったらすぐあっちの世界に行っちゃいそうじゃん!頼りの副官殿も結婚しちゃったし。以前のことを責められてもヒルトは反省は出来ない代わりにすぐ死んじゃいそうで怖い。花陽に飲み込まれたみたいに、アンがもうどこにもいないことを理解してしまってから必死で生きようとしても、きっとあの世界はすぐ人が死んでしまうところだから。子供たちがそんなヒルトを癒して守ってくれるといいね!

ヒルトから擂文へのヤンデレっぷりは見ものですけど、それ以前に寿への擂文の愛も相当やばい域に達しているからな。あの電子乗っ取り事件(寿への愛をぶちまけてたやつ)とかすごいよ、直江とかやりそうなレベルだからね。あれ少女漫画で思いっきり初夜過ごしよったからね!「またあたしを抱いてね」じゃねえええ

抄華も最終的に晴と結婚した(し…た…?)しな。彼女の孤独はあってもそれを超えて生きる明るさが一番素敵かもしれない。ノーコンだけど。
フィーアもまさかあれだけヒルヒルト言ってた職業軍人がヤンと結婚するとは思わなかった。あの子美人過ぎるしヒルトもあまり傷つけられなかったんじゃないかな。E'sの一美に似ている。「勝手に身を滅ぼした」って言うところが。フィーアもわかっていて、それでも突き進んでしまった。

どうでもいいですけど六呂、なんか封神の普賢に似てるよね。

 

翼を持つ者 1 (白泉社文庫)

翼を持つ者 1 (白泉社文庫)