小樽

札幌からの距離は短い。ぼんやり海を眺めていれば小樽に着きます。
私小さい頃に小樽の流氷館に行ってあまりにハマって3回入ったことがあるので、楽しみにしていたらなくなってました(>_<)

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小樽の運河、案外短くない?私ベネチアのイメージがあったのであれくらい運河の町かと思ってたらそうでもなかった。
十分徒歩でまわれる街でした。

小樽文学館


小林多喜二が小樽のひとだったとは知りませんでした。彼の人生をみていて、私は彼のプロレタリア的なところが駄目だったのかと思ったら、結構がっつりと活動していて何回も捕まったりしていたので、まあなんつーか「これ以上やったらほんとに駄目だからな!」のラインを超えてしまった人ってことはわかりました。
彼も彼で、一度その世界に入ってしまったら、たとえ警察とか特高に捕まったとしても、もう仲間がそこしかいないから、抜けられないんだなって思います。
でもさ、どこも死体の解剖を断ったっていうけど、まあ断るほうもわかるし、でも「これだけひどい拷問があったんです」って言いたいのもわかるし、多喜二はその材料に自分の死体がなったって思ったらどういう気持ちになるだろうね?

総合博物館


年表を見ているとチャップリンが来日した時代と太平洋戦争が始まった時代にあまり差はないんだよなあ。
ニシンで栄えた小樽。ニシン業が栄えていて、日本のウォール街と呼ばれていた時代(そしてたくさんの銀行があった時代)からの今の小樽って栄枯盛衰って感じするね。今は観光業だもの。
文公っていうわんちゃんがいたらしいんだけど(消防に)、ホースのもつれをなおしたり活躍しましたって記載があって、それほんとに犬だったのかな…ってぼんやり

旧日銀

日銀あったってことはそれだけ栄えていたわけで、しかもそれ辰野金吾が作ってるの。驚いた。
ニシンってそんなにすごいんだねえ(こなみ
お札の話とかお金の話とか面白かった。

小樽の商店街
…で唐突に出会う榎本。
いやほんと商店街一歩入ったらなんだよこれって思うよ。

唐突の榎本推しにいったい何事かと思いました。
榎本のべらんめえ口調とか、私最初この人のこと悲劇の幕臣くらいのテンションで見ていたんですけど、全然そんなことないねただの江戸っ子だねこの人。
明治になってからも結構ちゃんと活躍しているのすき。
正直木戸さんの我がままだよねとは思うよ幕臣なんぞ殺してしまえ説は。(←あっ

こいつやべえよねとしか言葉が出てこない榎本武揚伝説。