夏と花火と私の死体

 

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

 

 

だぁー、怖い。途中からもういつ見つかるか、いつ見つかるかってどきどきでした。私がやってるわけじゃないのにね。さすが乙一

でも緑さんがどう思ってるかもわかってるわけで、どう考えても緑さんが暴いてくれたほうがいいんだろうけど、なにかあるたびにこっちまで「ヒッ」ってなりました。

…そして緑さんがマジで怖いです。ちょっとどうしたよ、なに考えてそんなことした19歳!

最初健君が怖かったのに、全く怖くなくなってしまいました。ていうか、あなたはなんでそんなに冷静なんだ。乙一もこれ書いたとき16の少年だったわけです。もしかして、男って最近は色々考えてるのかもしれない。

そして嘘から出た真になったわけですね。ああ、だから緑さんは誘拐じゃないってハナからわかってたから動いたのか。

っていうか…緑さん、むしろショタですか?

 

「優子」。

途中でナツグミの話が出てきたときから、「ん?」と思ったのですが…。最後の最後まで身構えました。何も起こらなかったけど。