マンハッタン・ソナタ 富士見二丁目交響楽団シリーズ (角川ルビー文庫)
- 作者: 秋月こお
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: Kindle版
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変な見栄を張るから桐ノ院先生、な話。(まあ国際的なとこまで行ってもまだ高嶺にはコンプレックスがあるみたいだから仕方がないと言えばそうなのかな)
富士見は4部とかそのあたりに馴染みがある私は、1部のこのいじいじぐだぐだが懐かしい。まぁキツいけどね。悠季ちゃんがいじけたりする中に妙なプライドを見いだすと、こっちが恥ずかしくなる。自分を見ているようで。
ワルツの話は、これだけやられて懲りずに音大の先生をやる悠季ちゃんすげー、と。成長したからかな。
今悠季ちゃんと同じ立場にいる友人が何人かいますが、…幸いを祈る。キレてたけどわかるわ。とりあえず時間外労働を何とかしてあげて。
時間外労働を加味せずに金だけ取ってって言われると腹がたつけど、世の中は多かれ少なかれそういう労働はあるんじゃないかなと思います。ただ皆自分が一番頑張ってると思ってるから、周りを攻撃したくなるだけで。
自分を幸せにするのは自分だって、皆が認識できればいいのに。
飯田さんのお話は圭ちゃんが端から見ていてどうだったというより、オーラの見える鈴木女史の存在が面白かったといったところ。鈴木女史はもう覗き見くらいの勢いです。見えちゃうんだから仕方がない!
キレてバイオリンをぶち壊した悠季ちゃんってすごいなぁと呆然としていたら、ニコちゃんが知っているらしいことに呆然。え、これは「若い頃なので色々ありますよ」で片付く問題なんですか…?
あとがきに「小説道場」の話が出てきてほっこり。って師匠はきっと知っているよ(笑)