聖伝 5―RG VEDA (WINGS COMICS BUNKO)
- 作者: CLAMP
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2003/12/01
- メディア: 文庫
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これね、一回読んでも????????ってなりますよね。
知ってました?これ、ほもなんですよ????(神様だから性別はないなんてのは言い訳にならんと思うのだ)
私は知らなくて、ある夜ミラージュがホモだったことに衝撃を受けて(最終巻の「つながろう、直江」でどれほどの衝撃を私が受けたと思ってるんですか。あ、私はミラージュは39巻から読み始めた系女子です)、ちょww39巻では歴史対戦したのに40巻でいきなりホモなんですけどww電話をしたんですね。友人に。そうしたらその友人が、一見そうでなくてもホモなものはあるものね、聖伝とか、と言い出して(その子はクランプヲタだった)、え、聖伝って主人公たちはあれはでもホモってよりは親子愛からのホモでしょと言ったら、そこじゃない、阿修羅王と帝釈天ですよ、
あいつらベッドで喋って私の全てをそなたのものにとか言って相手を殺して食ってるよ、と。
ほんとだ。
ってかさあ、これ色々納得できないけど絵の柳眉さに全て騙されて片付けられてるよね?
だってもとはと言えば、世界を滅ぼすかもしれない息子を守るために掘られることも辞さない阿修羅パパが男前過ぎて禿げるって話でしょう。
んで殺しまくって最後に落とし前つけるべく自分で自分を凍結させた阿修羅はまだいい。それを見守るのもいい。
孔雀の犠牲で自分が生き返って泣く阿修羅も許そう。「皆死んでしまった阿修羅のせいで」はあざといっちゃああざといがまあいい。
「それでもおまえは生きてくれた」って夜叉王おまえそれもう自我半分くらい阿修羅にやってんだろ。え?何言ってるの?おまえ本当に阿修羅のところにいすぎて頭おかしくなってんじゃねーの?
だって夜叉とか九曜の言うこと聞いて→破壊神覚醒させる、毘沙門天に一族殺される、大事な弟も広目天に殺される、仲間もぜーんぶ阿修羅に殺されるってちょっとちょっとそのあたり全部放り投げてそれはない!!!!
う、うん、時の流れって残酷ですね…。
「悲しい運命に翻弄された全ての人を私は忘れません」って、それ天王が言うから、(私天王好きだったし)うん本当に悲しい運命から逃れられずに散った人とかね、としみじみしたけど、いや、運命がどうのっていうか、少なくとも夜叉王がこんなことはじめなきゃ、そもそも破壊神阿修羅を阿修羅王が殺せてれば、こんなことにはならなかったんだよ??いいのそこいいの??
龍王とか本当にもう一番意味わからないで殺されてるからね??
基本乾闥婆王最強伝説はありましたし、まあ美人だったからね(嵐ちゃん系列)、そりゃあこれは引っ張ったネタですよそれはそれでいいです。
だけど「私は強い人が好き」「天界一強い人が好き」「帝釈天に逆らう人は私が殺す」「だけど、あなた(蘇摩)のいない世界に、生きていても仕方がないもの」で相手を殺して自殺したってえーっと?な、なんかとんでもないヤンデレですかね?
帝釈天さんはもう無駄だとわかったら止めたげてよ。まじで。
迦楼羅王もそうだ。迦陵頻伽のところに満足していかせてやるためにわざと挑発した?とか言ってるけど、そもそも帝釈天が迦陵頻伽を殺さなかったら迦楼羅王も出て行かなかったからね?帝釈天は自分が悪者になるのもこの日(阿修羅覚醒)を見越してのこと(ドヤァって感じですけど、やりすぎたせいで被害が甚大になったってことを考えたら?あとそこで迦楼羅王が六星にならんかったら揃わんかったと思うし従って阿修羅は覚醒しなかったんじゃな…い…かしらなんて考え過ぎ…??
だって六星会わせないために恐怖政治してたんでしょ?
結局阿修羅の親ばかと託した相手の帝釈天が馬鹿だったので被害が甚大になったけど、とりあえず天界は割とウンモラルな場所で、皆死んでしまっても阿修羅と夜叉は二人でいられて幸せだよ、という、とんでもない結末だと思うのだ。よ。
だから阿修羅王は策士のツラしたロクデナシと何度言ったら(ry
キャラ的には乾闥婆ちゃんと吉祥天と、増長天と天王が好きでした。ていうか増長天大好き。
そもそも星見の適当(適当言うな)な予言に従ったのが間違いでござる。
クランプさんの作品において星見も夢見も余計なことしすぎですからね。
それでも疲れてBOOKOFFに行ってこれを読むあたり、中学の時好きだったものってずっと好きっての、わかる気がする。