ミュシャから萩尾望都へ

みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術

日本人ミュシャ好きだね 私も好きです
ミュシャチェコ行ったときからずっと好きだけど、まさかナチスの犠牲だったとはね。知らなかったけど、あれほどの人でもチェコ愛がすごくて逃れる気なんてなかったのでしょう。有名だったものね。ロシアなんて有名なポーランド人から殺してたもんな。
漫画へ、ということでまあ往年の漫画家出てくるわ。山岸涼子は確かにそういうところはあると思ってたよ。花郁悠紀子波津彬子が姉妹だとは初めて知りました。天野喜孝もそうだよねわかるーって感じだしね。好きです。山田章博も入るかと思った。
サラベルナールへの崇拝ともいえる愛情も好きです。そりゃあ30歳でお姉さまに見出されたらこうなるよね。

ポーの一族


清水玲子が花を出している…!
ポーの一族は最近出たのは読んでないのですが、まさかナチュラルに続くとは思わなかったよね。
原画展みたいな感じなので、往年のおば様たちはじっくり読んでました。まあそうなるわな。
色調はエドガーが薄くて、より原画で見るとヴァンパネラ感が増しました。エドガーがメリーベルを失って、父も母も失って一人でこの長い生を生きることを耐え切れなくなってアランを誘惑した感じの、エドガーの揺らぎをより強く感じていましたが、うーん、原画でみるとまた違うな…彼は本質はヴァンパネラだなーと思いました。まあ孤独なんだけど。
宝塚ゾーンもありましたが、宝塚はよりエドガーの孤独、寂しさに重点をおいていましたね。
耐えられぬはずがない、今までもそうだったのだから(それは王子)
あとね!ポーの一族の奥には翼をあげるトーマの心臓もありました。やっぱりトーマ好きだわ。出せない手紙を捨てられないのは終わりにしたくない恩田陸ネバーランド書いちゃったのもわかる。今見るとオスカー本当にいい人だけど森博嗣のオスカーはなんかちょっと違う。