名古屋のフランケンシュタインマチソワきめました

なんでこんな救いのない物語を2回も見ようとしているのだ我々は、という気持ちで見始めましたよね。ストーリー知ってからみるほうがより頭が悪い。
最初は3年前に私を沼に陥れたあきかずのチケットだけとってたけど、東京でのかきかずがまじで報われていないってみんないうから

●最初に怪物を引っ張ってくるビクター
かきかずは結構すぐお姉ちゃんのところにいくけど、あきかずはまじでこっち見てくるししばらく行かないから、ああ…ってなりますね。期待が高まる二人のビクター

●戦争
バカに殺されたくない和樹アンリ解釈ー!この和樹アンリは絶対そもそもバカと会話することが無理になってるタイプだな?天才にありがちな。だからなにも言い残すことはないんだよ。まあスパイ、証拠は私が決めた、っていう典型的なおバカさんタイプだもんね。わかるよ。
特に未練もないから殺されても悔いはないんだもんね。
ここのモブ兵士の動きは結構好き。しかしいもしない女性の声も混ぜるのはどうか。
ダンス自体はダンサーがよいんだよお(パフォーマー慣れしたLDHのオタク)

●ただ一つの未来
かきビクのとき、大きく目を開けみるんだ、の時に和樹まじで目をかっと開いていて愛しい。
かきビクのときは、かきビクはそういう意思はなくても、和樹アンリがきっと数年前にあと一歩で踏み外しただろう倫理観を容赦なく吹き飛ばしてしまったように思う。かきビクはなので和樹の暴走がひどい感じがする。ていうかかっきーよりはるかに頭おかしい顔してたアンリ、マッドサイエンティストの顔。
一方あきビクは完全に煽り煽られなのでもう二人でどこまでも行ってくれというしかない。使い魔のように和樹アンリを誘惑するあきビクよ。。天才に魅入られて道を踏み外す天才。アンリが完全にイっちゃったのがよくわかりましたありがとうございます。
その後、かきかずはめちゃくちゃ近くて、キスするのかな?くらいな命令ですかでしたけど、あきかずに至っては誘ってたからなあっきー。マチネみてただろう??もうなにが命令ですか?話つながってなくない?気のせい?リピータが多いからあそびよって

なんで、けれど君は、なくした

●平和の時代ー独り言ー孤独な少年の物語
ジュリアは天才とかそういうことではなくて、治してくれようとしたその心が嬉しかったんだな。まっすぐなんだよね。でも犬に噛まれた傷は汚いからちゃんと手当してね。
ジュリアは留学前から手紙だけでビクターをずっと好きでいたのは強いと思う。
ビクターの寄宿舎時代どうだったのかなあ

アンリは研究がどうの、というよりビクターを信じたんだなあという感じがあったけど、でもかきビクの場合あの表情のアンリはそもそもとしてビクターを触媒として倫理を踏み抜いていった感じはあったので、、、
和樹アンリは今でも死んでもいいって思ってるんだなあと思います。

とにかくあきかずは自分たちの才能を信じている。

エレン役がここまでめんどくさいナンバーが多いとは知らず文句言ってすみませんでした。いや、、まあ頑張って欲しいエレンは正直めぐさんもほしいDVDに。
にしてもこの感染症が脚光を浴びている時代だからこそ、刺さるよねえ。いいじゃん別に。100年前のペストのお面をかぶってたって。ていうかおじさまっていうくらいだから市長とめちゃくちゃ近い血筋なのになんでここまで嫌われてるのか不明だよねビクター一家。
ビクターは別に母のことがなくても、死亡は一時の放電、充電できうる生命って思ってるのでそもそも死という概念が理解できてないんですよね。まあ言いたいことはわかる盛大な中二。残念ながら成功できてしまっただけの。

臣ビクター素晴らしかった!!すごくビクターです!とくにあきビクだ。

●一杯の酒に人生をこめて
和樹相変わらずダンス下手だねwwすきwww
いや社交ダンスばっかりうまくなっていく和樹。
和樹アンリのめちゃくちゃ社交的なところを見ると本当に光だよおまえはってなりますね。こんなにうまく酒場の喧嘩を収められるやつリア充しかいないだろ。
ちなみにぼろぼろのかきビクにさらに飲ませてくるアンリはアルハラの素質があります。あきビクにはそういうことしない。かきビクは最後までアンリがおもりしなきゃいけないコミュ障具合があるけど、あきビクは自分で立って踊ってるからこっちも光。光と光の共演。
ここでさらっと僕には親がいないけど君がいるから平気みたいなこと言うんだけど、重い。
フランケンシュタインは怪物になってからはアンリの歴史を更に追う話に思えているので、こいつがここでこのセリフをほざいたことでよりアンリの闇が深くなりました。闇が深いところに光はさらに輝く…

●殺人者ー僕はなぜ
選択の自由不自由をビクターに投げている顔をして、実はアンリは無敵である。選択がある自由は苦しい。
このあたり超展開だったけどこんなもんだったっけ?
そこまで和樹にこにこはしてなかったけど、無表情だよね。
そしてエレンは完全に理解できてないしちょっとアンリに心いってる(アンリに?正常な人生に?)けど、ルンゲとジュリアは完全に坊っちゃんの味方なんだよ。これも怖くない?依存が激しい。イエスマンって辛いよ。それが嫌でアンリを求めたんじゃないのビクター。
ただここ、意外とかきビクよりあきビクのほうが後悔していて面白いもんだなと。あきビク今回は反省している…と思った、このときは(フラグ)

●君の夢のなかで
和樹アンリお前・・・・
みんなが言ってたけどほんとここはかきビクのモンペにならざるを得ない。
なんなの?そんな崩れ落ちそうなかきビクを置いて力強く逝かないでくれかずきアンリ。
いやほんとかきビクはだめだ置いていっては アンリお前の光は今お前の後ろで打ちひしがれてるぞ泣いちゃだめだ!じゃないよ和樹アンリ??ねええビクターってアンリより年下?子犬じゃん顔を見なさい。そして自分で剥がしをおこなって、君の夢の中で生きよう♡である。
しかしあきビクも、こっちもこっちで恐ろしい。さっきちょっと反省してたようなあきビクであるが、意気揚々と死にに行こうとするアンリに、成功できるのは君だからさといわれて「…そうだな」ってなってるし、こっちは約束しろ!でただ一つの未来のようにガシッと手を握りしめるのである。むしろその後やってないと言ってくれアンリ、のときのビクターはなんでそんなこと言うんだってレベルだし、ああ、アンリに無実の罪を着せたまま死なせたくないのかなくらいな気持ちになった。あきビクのときの和樹アンリは意気揚々とにこにこしながら断頭台にあがり、なんなら首を切られる瞬間までにこにこしてた。
お前3年前同じ名古屋千秋楽あきかずでぼろっぼろに泣きながら歌って断頭台にのぼってたやん…???
●生命創造
かきビクターはアンリのことを憎んでない?こんな選択しかない世界を憎んでない?
もう生命創造のあたりとかやけくそでやってんじゃん。ここで生かさなきゃアンリを失った意味がない。
みろ、この世界、っていうのはこの腐った世界を見ろ、っていう呪いにも聞こえるなあ。
ビクターは世界が愛しいわけじゃない。
母やアンリを奪っていく世界のすべてを呪うより他なくなってしまった孤独な少年だったよ、世界への憎しみだ。
ラインハルトだよねキルヒアイスが死んだあとの、大切なものを失ってしまったからには世界くらい手に入れなくては。という。わたしこれは3年前のあきビクに感じてた。そんな彼が、アンリを失ってでも手にいれようとした研究結果のアンリがあれでは、世界に光なんてなくなるよね。
あきビクはもう研究に邁進していらっしゃる!!いいぞ突き抜けろ!あきビクターは実験の成功を祈っての、おきてくれアンリ…!って感じなので、もうアンリが死んだことは認めてて、二人の夢を追ってる感じがありますね なんとしてでも成功させると

しかしルンゲもエレンも、ビクターは前から人体実験はやってたのにアンリになった瞬間止めるのはまじで草
ビクターの才能を信じすぎでしょ。
アンリという人間がビクターにとっての親友であったことを認めすぎているよな。
研究室じゃないからさらに孤独だよね。

そして怪物ちゃん誕生。後ろからバックハグしたからバックハグしかえしたんだよね怪物ちゃんは わかるよ
ルンゲが死んでもアンリを求めるビクターちょっとお前 ルンゲが報われない 
ていうか幼い日々で自分で脳がちょっと損傷受けるリスクがあるって言ってたやん?その損傷を考えないところ、お前は医者じゃなくて科学者だな???と思った。リハビリという概念をご存知ですか。あきビクなんてあの瞬間に一回神に勝利宣言してるからな。成果を求めすぎだと思う。

●コロセウム編ーそこには
だから喋れるのか、じゃねえよお前進化していることに対してもうちょっと喜んでよ!!リハビリの成果!!!!これだから科学者は!!!!!

あの中世そのものの(事実ナポレオンの時代ですよね)にあんな照明キラキラした一時期のNYのようなコロッセウムがあるわけがないので、だんだんここは怪物の幻覚というか心象風景なのかなって思い始めてきました。
ここであったことは以前アンリが経験したことで、いろんな放電がつながり離れたりしているうちに見えていたのかなって。だから顔が知り合いばっかりなのかな(じゃあチューバヤはなんだよ)(すまん
だからひどく扱われたこともあるし、でもカトリーヌとのデュエットで彼が願うのはひたすら「平和」なんだよね。ここにアンリをみる。アンリはちょっと手段が頭おかしくて倫理がないけど、そもそもは平和とかを目的にできる子なんですよええちょっと頭おかしかっただけで!!!!
いやしかしそう考えてアンリのことが全然わからない
アンリの闇が深すぎてまじ
アンリ時代には見えなかった闇が怪物という触媒を経て現れた??ということなのかしら。

あっ今回のほうがエヴァジャック夫婦よきだよ!すげえゲスで好き!
エレン正直歌い方があんまり好みじゃないんですけど、エヴァになった瞬間これこれこれ!!ってなりましたね。はまめぐさんがどうしてもお上品なひとが落ちてきた女主人なんだけどそれよりも霧崎さんはジャックとともにのし上がってきた感じはあったし好き!
かきジャックは本当にゲスくて最高ですねまじで。これが噂の股間か。おもしろお兄さん。
あきジャックはそこまでではないけど、クマ美味しいっていいながら出てきたときにお前ずっとみてたんかーーーーーいってなりましたそういう性格の悪さ。

さてそういえば日本では、なにもないから馬鹿にもされない怖い人間もいないみたいな象徴になっている北極ですが、韓国ではなにもないから人も怪物もない、みたいな概念になっている、つまり個として一対一で対することができるってなってて、おおこれはこれでってなりましたね。カトリーヌはそこまで考えているかもしれないけどアンリはこの時点ではまだそこまでつながってないからな。でも求めてるのは平和なんだよね、、、素のアンリはわりといい人説をわたしはおしていこうと思います。

●生きるということは
はいすき!!!桂ちゃんはお姫さまより獣でいてほしいですよ!!!!(貴子姫とは真逆)
いや同じLDHでいてどうしてこうも違うかなBOOKACT(脚本家)
いやこのナンバー好きだよ。あたしはただ生きたいだけ。生きたいんだ。何よりも。空想で生きるより現実で生きようとするカトリーヌ。強い。
これは生がいいよね。ガンガンに生きていこうと明日を睨む彼女は美しいよ。

●俺は怪物
結局怪物ちゃんだかアンリだかは誰かにぎゅっとしてほしかったんでしょ?だって最初にアンリはビクターにバックハグされてるもんね???
しかしまあ夢のつづきをみようとして創造主のところになんで怪物ちゃんは行くのかな、、、このあたりアンリちょっと入ってきているのかな
アンリも生きたかったし怪物も生きたかったんだろうね だからこのままじゃ怪物が死ぬってなっていろいろだしてきているところはあるのかもしれない
あきかずのときは火を持って結構叫びも混ぜてきたので、わたしはマチソワやってる和樹がブチギレてセットに火をつけたらどうしようと思ってみてましたw
(余談だけど和樹が変なテンションになってたっていうのはこのへんからかなって思ってる)
このあたり概念が換生で、初生であれだけ拒否した景虎様を知っているわたしとしては、わかるよ〜潔癖であればあるほど辛いよね〜ってなってみてました。アンリプライド高そうだしな。血も肉も自分のものじゃなくて精神も自分じゃなかったらアイデンティティをもう一度確立しなきゃいけないけど、確かに忘れてしまったどこかに何かが残ってるのは辛いよね。

●そして虐殺へ
ていうかこの殺されかたは普通に市長一家似恨みを持つものの犯罪では
ペストのときも焼き払うというのはある意味感染管理としてはよかったと思うよ?
その日にわたしが、は、結構普通に泣けたし、なんならここもあきビクがすっごい泣きそうだったから、あれこいつお姉ちゃんのこと好きだなってなりました。
だからこそエレンをもう一度生き返らせようとするのはわかるが お ま え って感じ アホ
もう一回エレンに同じことをするのか?の手付き、ややアンリ入ってるよなあ。

このあたりアンリはどうしても研究を放り投げて実験結果の自分も放り投げているビクターが許せないことがあるのかもしれないと思うと、怪物はビクターの才能の象徴なのかな。。。なにこのMozart!アゲイン???ってなりました。あっきーーみてるからかな?あいつまた自分の中の才能に殺されてるよ。

●後悔
懺悔しても時は戻らない。もうこの時点でのかっきーは死んでましたけど心が、あっきーも結構反省していました。びっっくり。3年前の、ときは戻らないだからこそ先に進むぞみたいなイカれ具合ではなかった。

●傷
もうこの頃はアンリ入ってるよね。
和樹ソワレの頃にはふらふらで躓いてたし、「俺も道に迷ってる」っていうのまじで迷ってそうだった。人生どころか北極にすらたどり着けてない。
でもアンリはこの時もうビクターを半分くらい許してる。少年にビクターを見て殺そうとするけど殺せない。大人になったらお前も俺を殺そうとする。俺にもお前にも傷があるよ。だけど許せると思う。うーんこの頃の解釈は妄想がはいるからなあ。結局は君の手でぼくを殺してくれないか、が一番わたしはすっきりする。
嘘だって知ってたけど、幸せがあるという北極を目指した、っていう歌詞がせつなすぎる。北極というのは究極の死で、アンリの目指す平和は人類を拒否した時点でそもそも成り立たなかった。でもそんな怪物になった自分が目指して平和になれる場所はもう北極くらいしかない。

●北極にて
かきビクは赤ちゃん…!
いや最後のあれはアンリやん…今まで全然アンリではなかったけどラストアンリ出してきた気がする…光のリア充アンリだったのに突如として復讐とか言わんでよ、何に対して?この世の中に生み出されたこと?この世界が汚いって教えられたこと?殺されかけたこと?
あんなにキラキラしてたアンリが復讐とか言わないでよえーん><ってなりましたわたしは。
いやもう、あのビクターって呼びかけ聞きました?なんて温かい言い方!!!ひえ…おまえアンリ時代にもあんな言い方してねえ…
だからかっきーが抱きしめて号泣しちゃったのもしょうがいないよ、やっとアンリって呼んでくれたのに。でもお前と俺はもう世界が違う、お前の手で殺されたかったよ、お前を俺の手でこの世に一人にして永遠に俺の傷を、みたいなことを言われたらもうああやって泣くしかない。
そういう同人誌の銀高あったよね。。。これでおまえも一人になるんだ。いや高と沖の自傷行為だったけどあれ。

一方の問題児あっきー。今日は結構後悔までしっかり後悔しているから、そうかあっきーも人間なんだな、と思ったけど、そもそも北極にぜーはーいいながら死にそうになりながらきたかっきーと違ってあいつ 飄々と 現れた
どっちかというとなんかかっきーのときよりアンリ感は薄くて…逆にビクターがアンリを見つけ出す力が強いですねあきかずは。うまくアンリと怪物が同じところで共鳴した感じがあるので、正確にあきかずはアンリかというともうそういう生命体っていうイメージですしそもそも和樹が果ててたからなんかそういう生命体ができあがってた。
そしてビクターとかすれ声で伝えた瞬間に理解できなくて動きを止めるあきビク。怪物は相変わらず薄ら笑いで倒れるわけですが、そこからしばらく動かないわけです。あっきーは。
なにを仕掛けてくるんだってなりましたよねこっちは。
そしたらあんり…アンリ???!!ってなって、ぎゅって握って引きずって抱きかかえて手を握って神にのばして勝利宣言俺はフランケンシュタイン!!!!!

頭かかえたよねみた瞬間。
最後咆哮あげてたもんビクター。
やばいもんみた あっきーがやばい もうこれは天才 神に挑んだ天才
3年前は神になった千秋楽でしたけど 今回は神に挑んで勝った天才

かきかずは北極でやっと安住の地を見つけられたんだねみたいなゴッドチャイルドエンドだったし北極で美しく心中して欲しいけど、あきかずはさあこれからやったるでという楽園を二人で作り上げる物語が完全に続編として見えた。

カテコ、かきかずは二人とも魂どこいったって顔してたけど、ぎゅっとしたりくるくるしてた。あきかずは流石に振り切れた和樹に笑顔がこぼれたしあっきーが元気なのでぎゅっとしたりくるくるしたりぺとってなった和樹によしよししたり、なんかマイクはいってて声漏れたりしててかわいかったな。