フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (ファンタジア文庫)
- 作者: 賀東招二,四季童子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2010/08/19
- メディア: 文庫
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フルメタの続編(マオとクルツ)があると聞いて。
結局かなめとそーすけは未来を変えないで生きることを選んだけど、帰る人生もあったんじゃないかなあと思ったりします。
美しい未来。それに統合できる人以外は否定する未来。
Death noteでもあったテーマではあるけど、ある程度頭のいい人のその思想は、普遍的なものであったと思います。ナチとかそういうことなんじゃない?
それがすぐ民族思想になってしまうのが世界で、それには民族闘争の歴史が必要で、だから日本では通用しやすい(だて他に民族いないから)けど、それゆえにあまりなかったんじゃないかと。
ダーナが最期に死んじゃうとは思わなかったなあ。結局テッサは「天才じゃなくなった」わけですか?ウィスパードではなくなったってテッサは天才なのかな?
18年前のソフィアのささやきがなくなったんだから天才じゃないのか、ささやきなどなくても天才なのか。
天才じゃなくてもそうであっても、テッサはその道を歩む方がいいんじゃないかな。
「母親がしたことを知っています」。女の子は強いんだよ。
あたしはあんたなんかいなくたって生きていけるよ。
GHでもそうだったけど、そういうことを考える女の子が多すぎて。
宗介の「裏切り者」、というのがね…もうなんかね…
とっくに裏切ってるのにさ。カリーニンは。それでも父親は父親なんだよ。「親父というものはそういうものだろう?」
「もっと正しい場所があったはずだ。」「おまえを帰したかった」
「いきなさい」
カリーニンは俺の屍を超えて行けタイプだったんですね。