揺れるイントゥ・ザ・ブルー

 

 

 

あれ、今イラスト変わったのが発売されてんのか。昔は海をバックに宗介が両手に花という素敵な構図だったのですが。(しかも手をまわしてるのはテッサの腰というw)

フルメタで一番好きかもしんないお話です。第一作と、これかな。だんだん話が鬱になってくるとこっちもつらいので、こういう馬鹿やってるとき(でもシリアス)というのが一番よろしい。

 

デ・ダナンに乗船する方法。これはちょっと怖いぞ。できるだろって、もしかなめが高所恐怖症だったらどうすんじゃい。私は宗介がいなかったらできないと思う、けどもしこんな切羽詰まったら飛ぶぐらいはできるはずだ。うん、パラシュートとかは無理だ。。

でも想像上で、すごく海と空が綺麗で、そんなところに好きな人と二人っきりだったら、ハイな頭で考えて、いいなあって思います。

 

マデューカスさん好きです。こういう副官いたらいいなあ…。テッサは…あ、カリーニンはなんかえらいことになってたのでちょっと除外しますけど、基本的には部下に恵まれていたと思います。

そういう意味でマッカランも大好きだったんだけどなあ。見事なフラグを立てているからしょうがないとは言え、彼もれっきとしたメンバーだっただけにショックです。

 

宗介はずっと傭兵で、ただの一下士官だったから、責任の重さ、それも生死に直結する責任に恐れおののいているといった状況だと思います。それは重さを別にすれば多かれ少なかれ皆が経験することだと思いますが、残念ながら彼にとっては早すぎた。

八つ当たりくらい受け止められるようになりな、かなめちゃん。(真顔

ただ宗介にとって「命令」というのが絶対であったのに、しみついて離れない常識を振り破ってでもかなめを救いにいったというのは、頑張ったなあかなめ、と思います。(お?)台所シーンは素敵です。宗介とか、最初武器持ってないんだよ?

ガウルンって敵役としては最良だったと思います。「あまりにも品性下劣」とまで言われていますけど。カシムが好きで戦闘が好きで。レナードよりよっぽどラスボスだったよ!

それにしてもこのシーン、宗介とかなめの共同作業っぷりが半端ないですね!

 

戦闘シーンは燃えますね!ウルズっていうのも。アファーマティブってのも!ふふ。

それでその次の章名が「ヴェノムがまわる」。これ本気で格好いいというか好きな題名です。

あとね!戦闘シーンになるとクルツが超絶に格好いいのよおおおおおおお!!!!!!ガウルン捕まえたのだってクルツですよ。接近戦のセンスは皆無だけどさすがのスパイナーです。「くそっ。カメラがねえ」

 

「出来の悪い妹には、ちょっと反省してもらわないと」このセリフを読んだとき、完全にテッサとレナードの兄妹の愛情をはらんだ確執かと思ってました。いや間違ってない。(え

だって彼なのね?って。お兄さんやろ!!しかも双子の!

 

個人的にはあとがきのイカれ具合が好きです。