癌と手術

surgical stress promotes the development of cancer metastases by a coagulation dependent mechanism involving natural killer cells in a murine model

 

手術をするたび 転移が増えるよ!

って話かと思ってびびった。そうでもなかった。

 

というかマウスたんにとって開腹するだけでopeと同じくらいのストレスになるのか。といったあたりのことはわからんよね。

目的:手術→過凝固→微小血栓→転移→NK細胞弱まる

結果:抗凝固・血小板減少→転移少なくなる 手術→転移増える

結論:手術→フィブリン、血餅up→NK細胞の腫瘍除去down 抗凝固しよう

 

臨床的エビデンスでは予防量の低分子量ヘパリン投与を受けると予後が改善する 周術期抗凝固両方も無再発生存率と関係する

手術によりNK細胞が腫瘍細胞をとりのぞく能力が低下する

 

今カナダで実際に結腸癌患者に対して大規模臨床試験がおこなわれているみたいなので期待。

 

手術して、長いこと生きる人もいるし、そうでない人もいる。

病院にかかろうとかかるまいと人は死ぬんだけど。

そして今の私はまだ病院にかかって化学療法とかしたり手術して頑張って日常生活を生きようとはとても思わないのだけれど。

外科というものに対して、自分が患者だった場合はとても積極的になれないのだけれど。

そうでない人もいるし、それは個人の勝手だ。

 

どうやって生きるかとか生きる意味はなんだったのかとか、死ぬときにどうやれば後悔しないかとか。

そういうものに対して答えを出していきたいとは思うのだ。

でもきっと死ぬまで答えは出ないから一生懸命生きるしかないんだなと思っていたりする。