二都物語は井上芳雄の真骨頂

うっかりフランケンシュタインと一緒にやっていたから、作品全体で君の夢の中でをやってるとかビクター!新鮮な首があるわよ!とかめちゃくちゃ言われてました二都物語、確かにキレイなアンリデュプレでしたシドニーカートン!井上芳雄がやるとこれほど美しくなる夜空の星的な男が、加藤和樹がやると怪物になってしまう…(中川晃教のせいです)

井上芳雄はもちろん何をやっても200点をたたき出す男ではありますが、やはり声がよい、音程に安定感がある、リズム感がある、などうまいな~~というのは最初にありますが、今回は本当に顔がよくて…表情がよい。浦井くんと潤花の間にはさまれてるときのかなしいかお全人類見てほしい。せつないというかかなしいというか、語彙力がたりない 浦井健治と潤花カップルなので確かに純真な二人だなと思うし(なかの人の話をしています)その二人をみて自分のことをクズと思っていて大切にできなかった芳雄がその子供のことも含めて美しい世界への愛を歌うラストはやはり真骨頂というものです。よすぎる。

そうなんか芳雄と浦井くんの仲の良さはよくわかりませんでしたが(エピソードがあまりないから)それでも浦井君と潤花からうまれたリトルルーシーたぶんあんな生意気お嬢にならないので、それは芳雄が育てたせいっていうのは深く納得してしまいましたし、家族ぐるみでなかがよかったんだろうなと。浦井君を救ってくれた人だし。だからこそ彼女の「自分のために祈らないあなたのために祈る」という純粋な気持ちが最後の踏ん切りをつけたようにみえました。もちろんルーシーも大事だった、浦井君のこともきらいじゃなかった、家族を教えてくれて一員になった、そして最後にその二人の子供を含めて家族を壊すべきじゃない、というのが支えになったんじゃないかと思います。未練として手紙を渡された夫婦、イギリスでどうすればいいのさ?たぶんあの男(浦井くん)また戦火のパリに渡って骨をあさるくらいはしそう

浦井くんも聖人君子なんだよな…自分が侯爵の甥ということはわかっていても、それ以上のルーシーの父が叔父によって投獄され、それよって子々孫々まで絶許となっていくまでとは思ってなかっただろうし、基本的にはそこまで強い男ではない(貴族のぼっちゃん)なんだよなと思うので、チャールズがシドニーとともに「きみはひとりじゃない」と愛を伝えるときに気持ちが定まったんだな、と思ってよかったです。

潤花はそう思うと芳雄と健治に争われるほどの女か?と思うところではあるが、圧倒的な「善」という象徴にみえるので、あと思ったよりおうたが(宝塚時代より)安定していたので、演技力とともに普通にみれました。夜よわたしのみかたでいてね。彼女こそずっとずっと雪の姫君だったのに、なんかいまや宙の人(そりゃトップ娘ってそうなんだけどさ)でそれを隠しもしないので、まどちと比べて使われないといわれがちですが(もちろんまどちが使い勝手がよすぎるんだと思う)、なんというか、ルーシーのように、受けた恩を忘れないというか、絶妙な空気のよまなさはある気がしますね。

未来さんの迫力がちげえ~すごい復讐の塊。あと橋本さんが尻に敷かれすぎ。「その妹だよ!」といわれてますが至高くんとか繊細ではかない印象の白い衣装をきた姉弟の妹には無理ありすぎるだろめっちゃ育ってんじゃんと思いました。「最後まで」ってどこまでだよ。さとしさん真理すぎるけどちゃんととめてください妻を。刺されるまでとめれなかった感。

岡さん!岡さん!いつみても岡さんはいい!ちょっとしか出てないのにザ・貴族だし歌はきれいだし声はよいしすばらしい。。そういえば岡さんころしたのたいちゃんなんですねフランケンシュタイン再び。だって本当に岡さん侯爵まじで言葉通じない感じの人だったもん…わかりあえることはないという、民衆のこと蟻だと思ってるよこのひと。

福井さんがジャンバルジャンやってたからこその復讐の鬼かつその反省がしみます。なんで福井さんが子々孫々にいたるまで絶対殺すマンになったのか…まあ10年以上も監獄にいたらそうなるんかな…その境地を超えてなんも思い出せなくなっちゃったわけだしな。

お針子さん、北川理恵さん、いい役だったな…彼女を経ることでラストの芳雄の星空が光るから大事な役だよね。

浦井くんが潤花と共演と知ったときの芳雄をみんな心配してたけど、芳雄がしっかり突っ込みするもんだから想像以上にボケさばかされてるww 

浦井くんのわけわからんダンスに笑いながらyou cant stop the beat歌える芳雄すごいよね はーと!じゃないのよ

シドニーカートンともかぶる「君の夢の中で」を、自己犠牲の曲なんです、Kaiさんがうたって韓国で見てすごく好きになって〜と何が何でも中川晃教の話を出さないし、日本版のフランケンシュタインを見に行かない井上芳雄、本当に解釈にあって好きです。日本版だとあきかずがなんかやばい執着持ちみたいな曲にしたけどもともとの韓国版はきれいな自己犠牲の曲ということを思い出させますね。韓国ミュージカルで日本で再々演までしてるのそうそうないから芳雄でも気にするとは思うんだけどな。