下呂温泉

3月の初旬に1泊2日で下呂温泉に。

 

◆1日目

橋の上で●林羅山の像がお出迎え。

さるぼぼ七福神

ここがさるぼぼ発祥の地をいうことを忘れていた私の完敗だった。毘沙門天のショックが大きいので某SNSで張ってみる。

下呂温泉合掌村

入場料が¥800するってすごいと思う。

最初に合掌の足湯に。これがまた熱い!たぶん一番、足湯の中では熱かったのではないだろうかというくらい。最も最初に入ったからかなあ?

狛犬博物館には、由来のところに『饕餐』って書いてあってそれだけでテンション上がった。故宮でも会えるよv

影絵を「しらさぎ座」というところがやっていた。「しらさぎ座」は「かかし座」の一派、ということなのかな?

しらさぎ伝説』。飛騨の昔話。

むかーし、湯ヶ峰には温泉が湧き出ていたんですが、ある夜の一晩の地鳴りとともに枯れてしまいました。それから幾月もたったある日、毎日のように河原に来るしらさぎをフシギに思った村人が後をつけてみると、そこには温泉が湧き出ていて、しらさぎのいた場所には薬師如来像がありました。

力持ち小太郎

戦によって焼かれた仁王様が、火を消すために村人に川に投げ込まれます。数日後、小坂に住む小太郎という、強くなりたいと仁王様に願っていた若者の夢に、毎晩仁王様が自分を長谷寺の観音様まで運んでくれと言ってきます。仁王様を助けた小太郎は百人力を得て、村の為に役立てたのでした。

ふるさとの杜のほうに行くと、円空があったとさ。円空というのは有る意味最もどうしていいかわからない仏像を作った人ですわね。

かえる神社のB級っぷりに感動した。B級制覇をめざす人は是非一度行くべき。

あとは長ーい滑り台に年甲斐もなく(え?)きゃいきゃい滑って降りましたわ。。

ゆあみ屋の足湯

ここの温泉タマゴ+ソフトクリームは割と有名みたい。私はそんなものを振り切ってあえてほかほかプリン(温泉に漬けてあるプリン)を食べましたけどね。甘いもの好きにはいいかも(ていうか私は最近そういうものを食べてないから美味しいかどうかわからなかった)。

 

◆2日目

派手に雨が降っている中、●下呂温泉博物館へ。歩行湯は、冷たい方は雨で行けなかったのですが、温かい方だけでも歩くことに。でも石が足の裏のツボを…!

ここで、「湯ヶ峰って湯の峰と似てる…」とちょっとひたって涙の出そうになっていた私の目に飛びこんできたキャッチーな言葉。→『温泉は、お口とお尻の間接キッス』ぬおおお直江え!おまえちょっと…おい!(言葉にならないらしい)

足湯としては、鷺の足湯、ビーナスの足湯、ゆあみ屋の足湯、雅の足湯があったわけで、全制覇おめでとう自分ら!ちょっとアホだと思ったけどね!

鷺の足湯

山に霧がかかっているのをぼんやりと眺めながら、『あの山のなかに高耶さんたちがいるかもしれない…』と思い、唐突に一般人な友人たちに「でもいずれあの山から出なくちゃいけないんだよ、だってそうでなければ何も進まないんだ」とか言って「そうだね」と答えてもらったりしましたよふはは。

ビーナスの足湯

ちょうどよかった。熱さが。なごみっぷりが半端ない。

雅の足湯

目の前にはげた蛙の像が。ここでもまた山と霧が見えて妄想。ちなみに友人は『黒と茶の幻想』の妄想かと思ったらしい。

しらさぎ横丁の『飛騨牛饅頭』、値段は¥400ですがおいしい。もっとも寒い中、あったかいものはもう何でもおいしい気分。

ここの名物は蛙とトマトと飛騨牛らしい。お昼はやたら元気のいいおかみさんとその息子さんのやってる(たぶん)お店でトマト飛騨牛みたいなものを食べた。最後の仕上げで向かいの飛騨牛コロッケを食べて終了。

 

おおざっぱに言えばこんな旅行。でもほとんど初めてかもしれない女性陣のみの旅行だった。挙句に一般人との旅行でもあった。こんな旅行をするようになっただけでも私は自分の成長を(ry

それにしても夜にさんざん喋った。そして本を一冊読んだくらいの重さを私に残した。私は結局あの小学生のころから何も変わっていないのかもしれない。いや、変わっていないどころが退化が激しい。

わからない。し、傲慢で、恋愛とフェミニズムをごっちゃにしている。もっと本を読もうと思ってしまった。

女性は男性とは違う(し、また逆もしかり)。でも女性が嫌いだけど男性になれない。節子の『せっかく男のルールを覚えて遊んでいるのに男はすぐ女を放って自分たちだけで遊びにいってしまうのだ』という感じだ。いや、私にそれをごちゃごちゃ言う資格はない。それを今まで放ってきた生き方をしてきたことに後悔はない。はず。それは嘘かもしれない。単にそういう女性の意見かもしれないし、でもその世界が必要かといえば必要である以上学ばねばならないのか。うーん。もう考えたくない。今まで通り、なにもその世界には関わりのない顔をしていればいいのではないか。でもそれではもうごまかしのきかない年齢なのか。そうか。いやだ。結局はモラトリアムなのかもしれない。